舟川 (富山県)とは? わかりやすく解説

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舟川 (富山県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/23 12:55 UTC 版)

舟川
舟川と立山連峰
水系 二級水系 小川
種別 二級河川
延長 12 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 30 km²
水源 負釣山
水源の標高 959 m
河口・合流先 小川
流域 富山県
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舟川(ふながわ)は、小川の支流で、富山県下新川郡の主に入善町朝日町を流れる二級河川である。下流部の舟川べり桜並木にチューリップ・菜の花畑、後立山連峰の風景が合わさった春の四重奏で知られる。

地理

標高959mの負釣山を源流とし、入善町舟見のふれあい温泉辺りまで山間部を流れた後、黒部川扇状地の東端付近を北流し小川に合流する。

地質

負釣山の源流部から年代不明・飛騨帯の花崗岩類、中世代後期・親不知層の安山岩、古第三紀・太美山層の流紋岩、八尾層群の泥岩と下って行き、平野部では黒部川扇状地の段丘堆積物上を流れている。

自然 

流域内の森林植生ではブナ・ミズナラ林が53%と最も多くを占めており、ブナ林の中に常緑広葉樹のウラジロガシ等が混ざっている。 魚類ではイワナ、カワヤツメ、シロザケ、カジカタカハヤが確認された [1]

春の四重奏 

春の四重奏

春の四重奏は4月上旬から中旬にかけて見られる、北アルプスを背景に舟川べり桜並木、チューリップ、菜の花畑の4色の景色を同時に楽しめる春の風物詩で、SNSの発信などによる広まりから2024年4月1日から17日にかけて外国人観光客2万4000人を含む総観光客数11万2500人を記録した[2]

流域の自治体

富山県
下新川郡朝日町入善町黒部市

支流

  • 中谷川
  • オコ谷川

河川施設

流域の観光地

脚注

  1. ^ 富山の小河川流域の生き物 2 - 5頁 富山県生物学会・富山県小河川流域調査グループ 2015年10月24日
  2. ^ 富山県朝日町 2024年5月14日 NHK富山NEWS WEB

関連項目




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