黒部川明日温泉とは? わかりやすく解説

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黒部川明日温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/14 13:01 UTC 版)

黒部川明日温泉
温泉情報
所在地 富山県下新川郡入善町舟見1677-1
泉質 ナトリウム炭酸水素塩化物泉
宿泊施設数 1
外部リンク 黒部川明日温泉元湯 バーデン明日
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黒部川明日温泉(くろべがわあけびおんせん)は、富山県下新川郡入善町舟見および黒部市宇奈月町明日にある温泉[1]。温泉名の「明日」は隣接する黒部市の地名からとられているが、入善町にもまたがっている。

概要

  • 1985年昭和60年)
    • 3月 - 温泉掘削を開始[2]
    • 7月 - 地下500mで39℃の温泉が毎分50リットルで自噴し始める[2]
    • 年末 - 地下680mで45.8℃の温泉が毎分3,600リットルで自噴[2]
  • 1988年(昭和63年)4月 - 公衆浴場『明日やまばなの湯』開業。それまでは野ざらしで湯舟を据えていた時期もあったが、衛生や風紀上の問題から中止となっていた[2]
  • 1990年平成2年) - 『バーデン明日』創業[1]
  • 1993年(平成5年)9月 - 露店大岩露天風呂完成[1]

泉質

『黒部川明日温泉』と『明日法福寺温泉』の2つの源泉があり、いずれも黒部市内に属する[3]ナトリウム炭酸水素塩化物泉である[1]

温泉街

入善側には一軒宿の「黒部川明日温泉元湯 バーデン明日」が存在する。バーデン明日は鉄筋3階建てて部屋数は319室(うちツインの洋室2室)。客室の他に、宴会場会議室、屋内プールがある。隣接して水耕楽園という農場があり、ここで摂れた野菜は会席メニューの材料として使用される[1]

バーデン明日の近くには「舟見寿楽苑」(1977年9月26日起工、1978年4月13日開業[4])「ふなみの湯 ふれあい温泉」および「ひばりの湯」(手足湯)も存在する。

黒部側には明日山荘さか栄(旧明日温泉山荘)が存在する。こちらの源泉の名称は『明日法福寺温泉』である[3]。こちらは入浴のみの場合は「貸切制」となっているため、事前予約が必要である[5]

脚注

  1. ^ a b c d e 『全国温泉大事典』(1997年12月18日、旅行読売出版社発行)462ページ。
  2. ^ a b c d 『富山いで湯風土記』(1989年9月1日、岡田正二著、北日本新聞社出版部発行)345 - 346ページ。
  3. ^ a b 『富山の日帰り湯 銭湯 サウナ 温泉 100』(2024年7月11日、北日本新聞社発行)139頁。
  4. ^ 『広報にゅうぜん 昭和29年9月~昭和58年3月 縮刷版』(1983年10月1日、入善町役場発行)『あゆみ』15頁より。
  5. ^ 明日山荘 さか栄(旧 明日温泉山荘)(ニフティ温泉、2023年8月19日閲覧)

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