自民党復党、首相を兼任しない党総裁就任とは? わかりやすく解説

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自民党復党、首相を兼任しない党総裁就任

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:57 UTC 版)

河野洋平」の記事における「自民党復党、首相を兼任しない党総裁就任」の解説

かつて所属した中曽根派から「帰ってこい」と言われたが、中曽根タカ派体質馴染め断り尊敬する宮澤喜一領袖務め宏池会に入る(当時宮澤派) 。しばらく活動抑えていたが、1991年平成3年)には宮澤総裁実現貢献し1992年平成4年)、宮澤改造内閣内閣官房長官就任しまた、国務大臣として婦人問題総合的に推進するため行政各部所管する事務調整』も担当した河野は「ちょっと待ってください内閣には森山眞弓さんという文部大臣おられるから、森山さんにお願いされたらどうですか」と固辞したが、宮澤首相に「君、そういうことをいうからダメなんだ。女性問題女性がやればいいという発想が大体間違っている。官房長官ポストそういうポストだから、君がやれ」と怒られ婦人問題担当にすることになった1993年平成5年)、小沢一郎大量離党者と第40回衆議院議員総選挙過半数割った宮澤内閣総辞職すると、新党さきがけ結成した武村正義らを懐柔する目的で、後継総裁候補後藤田正晴浮上。しかし後藤田固辞したため、自民党総裁選挙立候補し渡辺美智雄破って自民党総裁就任。党総裁としては初め首相所信表明演説に対して代表質問行った総裁選支持受けた三塚派から森喜朗幹事長橋本龍太郎に「野党総裁党務をするから、他党政策協議にあたる政調会長幹事長以上に重要だ」と松野頼三助言伝え政調会長受けてもらい、渡辺美智雄から「君とは思想合わないから」と渡辺派党役員を出すことを慎重だったが、父・一郎最後秘書河野信頼していた木部佳昭総務会長推薦した1994年平成6年)に政府提出であった政治改革関連法案が参議院否決された際、細川護煕首相との党首会談法案修正合意した上で成立させた。また羽田内閣総辞職後政権構想では自分首相就任断念して日本社会党村山富市首班擁立して自社さ連立政権村山内閣)を成立させ、自民党政権復帰実現した河野は同内閣副総理外務大臣に就任した。 1995年平成7年)の第17回参議院議員通常選挙与党敗北する村山自民党総裁である河野政権禅譲提案。しかし、小渕派会長小渕恵三総裁選前の交代強硬に反対したため実現しなかった。総裁選では、河野幹事長三塚派森喜朗から三塚博交代するなどして、再選戦略展開したものの、同じ宮澤派実力者である加藤紘一橋本龍太郎支持したことにより、出馬辞退追い込まれる後継総裁となった橋本が、閣内通商産業大臣だったこともあり、副総理橋本明け渡している(外務大臣職は、内閣総辞職まで続投)。河野は「私の履歴書」で「『平成研小渕派)と戦って潔く散るか』。こんな意地もないではなかった」と振り返りつつ、直前に妻を病気亡くし自身体調優れず気力体力残ってはいなかった」と不出馬決めた理由つづった史上初の内閣総理大臣に就任ていない自民党総裁となったまた、自民党総裁経験者で、衆議院議長になったのも河野だけである。

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