自民党憲法調査会 論点整理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 00:11 UTC 版)
「憲法改正論議」の記事における「自民党憲法調査会 論点整理」の解説
この分野における本プロジェクトチーム内の議論の根底にある考え方は、近代憲法が立脚する「個人主義」が戦後の日本においては(国民に)正確に理解されず、「利己主義」に変質させられた結果、家族や共同体の破壊につながってしまったのではないか、ということへの懸念である。国民の生存権等基本的権利が国民の何らかの義務を伴い、国民の身体や言論の基本的自由が国民の何らかの責任を伴うことは自明の理であり、家族・共同体における責務を明確にする方向で、新憲法における規定ぶりを考えていくべきとする視点や、国民を「被統治民」ではなく「統治実権の担い手」とする視点から立脚している。
※この「自民党憲法調査会 論点整理」の解説は、「憲法改正論議」の解説の一部です。
「自民党憲法調査会 論点整理」を含む「憲法改正論議」の記事については、「憲法改正論議」の概要を参照ください。
- 自民党憲法調査会 論点整理のページへのリンク