脳感電波部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:04 UTC 版)
人間の脳の未知の部分に注目し、「宇宙と交信するために脳を活性化させ、テレパシー能力を身に付けること」を活動目的としている部活だが、実際は何の活動もせず部室で怠惰に過ごす日々を送っており、周囲からの評判は悪い。周囲の白い目に耐えられなくなった部員の竹中が退部したため、部員不足で徳川に廃部を命じられる。モブを勧誘するも肉体改造部に入部され、事実上廃部になったが、肉体改造部の計らいもあり廃部後も部室を使用している。 暗田トメ(くらた トメ) 声 - 種﨑敦美 / 演 - 山谷花純(ドラマ版)/ 田上真里奈(舞台版第1作・第2作) 3年5組。脳感電波部部長。宇宙人との接触を夢見ている。サバサバとした物言いをするが、面倒見が良い。自分の気持ちを素直に出せない照れ屋な一面があり、それが原因でまわりとすれ違い衝突することも。テレパシストを探すため、モブとは休日に町まで出かけるなど、よく絡んでいる。 二学期の終わりに、部員たちのやる気の無さに失望して部の解散を命じるものの、後に自分のためにUFO探しを企画してくれた部員たちには内心感謝していた。 エピローグでは高校に進学し、霊とか相談所でアルバイトを行い霊幻の秘書を行っている。 スピンオフ漫画「REIGEN」では高校デビューを目指し、オカルトから脱却した高校生活を送ろうとするも、物足りなさを覚えて霊とか相談所で働き始める経緯が描かれている。 犬川豆太(いぬかわ まめた) 声 - 山下誠一郎 / 演 - 森公平(舞台版第1作・第2作) 2年1組でモブのクラスメイト。脳感電波部部員。モブとは小学校時代からの付き合いで、それを利用して脳感電波部に勧誘した。部活に勧誘したあとはモブと積極的に交流し、気の置けない友人となった。 コミュニケーション能力が高く、脳感電波部以外でも友人の家で同じように遊んでいる。その友好的な言動から勘違いが生じ、言葉の通じない宇宙人に連れ去られたが、表情やジェスチャーだけで意思を伝えて地球に戻ることが出来た。 猿田尻彦(さるた しりひこ) 声 - 濱野大輝 / 演 - 田代哲哉(舞台版第1作・第2作) 1年5組。脳感電波部部員。割れた顎が特徴。 雉子林春人(きじばやし はると) 声 - 綿貫竜之介 / 演 - 匁山剛志(舞台版第1作・第2作) 3年4組。脳感電波部部員。痩せ形で、頬がこけている。暗田トメとは同年の友人として思うことがあるらしく、友達思いな面も見せる。 竹中桃蔵(たけなか ももぞう) 声 - 野瀬育二 先述の通り脳感電波部から退部した部員。その後はツボミに惹かれてテニス部に入部した。 脳感電波部の活動を馬鹿にしていたが、実は物心ついたころからのテレパシスト。他人に自分の心の声を聞かせることもできる。他人の心の声が聞こえてしまうことに幼少時から苦しんでおり、今では心の声をシャットアウトする技術を身につけている。脳感電波部から協力するよう頼まれても当初は断っていたが、同じく生まれついてからの超能力者であるモブの説得により協力することにした。シニカルな物言いをするつっけんどんな少年だが、仲間との思い出づくりに真剣に取り組み、すれ違っていた部員たちを仲直りへ導くなど、本当は優しく友人想いな性格。UFO探しの一件のあとは、脳感電波部とつるむようになった。
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