聖剣伝説2
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『聖剣伝説2』(せいけんでんせつ ツー)は、1993年8月6日に日本のスクウェアから発売されたスーパーファミコン用アクションロールプレイングゲーム。日本国外でのタイトル名は『Secret of Mana』。
注釈
出典
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- ^ “Nintendo Switch「聖剣伝説コレクション」インタビュー”. GAME Watch (2017年6月2日). 2017年6月4日閲覧。
- ^ 主人公ランディは幼少の頃、母親と共にポトス村へやってきた。しかし母親はすぐに行方不明となり、みなしごになったランディは村長に引き取られていた。
- ^ エリニースはパンドーラの人々の生気を抜き取って骨抜きにしており、王都の戦力が低下した頃合いを見計らい、帝国軍が攻め込む算段になっていた。
- ^ エリニースの裏で糸を引いていたのは、ヴァンドール皇帝直属の親衛隊である四天王の一人タナトス。ランディたちはエリニースを改心させるも、ディラックは既にタナトスのもとへ転送された後だった。
- ^ 古代遺跡で内偵していたジェマと連絡が取れなくなったことをルカから聞く。更にプリムは、古代遺跡の近郊で親友パメラの豹変と消失を目撃。謎を解くべく一行は古代遺跡へ向かう。そこで待っていたのは、ディラックを洗脳したタナトスであった。ジェマやパメラも生気を抜き取られてしまっていた。タナトスの罠を退けたランディたちだが、またもやディラックを連れ去られてしまう。しかし、祭壇地下に潜んでいたモンスターを倒したことで奪われた生気が解放され、ジェマやパンドーラの人々は復活。それを知った国王と王妃は、ランディを聖剣の勇者と称えた。だがパメラだけは消息不明のままだった。
- ^ サラマンダーの力を悪用して南国のようなリゾート地を築き、金儲けに利用していた。
- ^ フロストギガースの正体はサンタクロースであり、マナの種子を盗んだまではよかったが、マナの影響でモンスターに変異してしまった。子供たちに夢と希望を取り戻させてあげようと種子を育て、巨大なクリスマスツリーを作ろうとしていたと言う。
- ^ 先日、共和国の王に憑依していたダークストーカーが、四天王シークであったが、その怨みを晴らすべく魔物「メガゾーン」の姿となり襲い掛かかってくる。メガゾーンと化したシークは、皇帝と四天王が魔界と契約したことを明かし、魔界の力を手にした自分が子供に負けるはずがないと豪語する。
- ^ 彼女は精霊の血を引くマナの種族に生まれたため、子を生した後は大樹となって世界を見守り続けるという宿命にあった。そして、夫セリンもまたマナの種族であり、タスマニカ共和国の騎士であった。15年前の戦いで魔界の力を得た皇帝と刺し違える形で倒すも、後に皇帝は復活。セリンは対抗するべく聖剣を求めたが、叶わず力尽きてしまっていた。ランディを聖剣に導いた謎の声は、他ならぬセリンのものだった。聖剣はマナの種族の男によって振るわれるもの。その血を引くランディだからこそ聖剣を手にできた。
- ^ 神獣はマナを回復させる唯一の手段だが、余りにも急速にマナが失われると反動で凶暴化するという危険性があった。
- ^ タナトスの目的はディラックに乗り移り、若い肉体を得た後、要塞の力によって世界を統べることにあった。
- ^ 古代の魔法使いだったタナトスは、永遠の命を求めた末に魔界と契約し、不滅の魂を得た。しかし、肉体は朽ち果ててしまうため、他者に乗り移る術も手にする。常人ではタナトスの力に耐えられず爆発してしまうため、数十年に一度生まれるという「闇の血」を引く者に憑依を続けていた。今の世にてその血と力を持つのがディラックだった。永き刻を生きたタナトスは、やがて精神を蝕まれ、生への執着と怨念の魂「ダークリッチ」と化してしまった。
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- ^ マジカル・プラネット: 菊田裕樹 & 下村陽子
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聖剣伝説2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 10:10 UTC 版)
聖剣を抜いた直後のポトス村までの道や、ポトス村-パンドーラ-水の神殿間と前半の舞台に広く出現。主人公のランディが驚いていたところから一般人には脅威となっているようだ。カラーになり動きも細かくなりラビとしてのアニメーションはこの時点でほぼ完成している。
※この「聖剣伝説2」の解説は、「ラビ (聖剣伝説)」の解説の一部です。
「聖剣伝説2」を含む「ラビ (聖剣伝説)」の記事については、「ラビ (聖剣伝説)」の概要を参照ください。
聖剣伝説2
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「聖剣伝説 RISE of MANA」の記事における「聖剣伝説2」の解説
聖剣2のキャラクターであるランディ、プリム、ポポイや限定武器が入手できる。
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「聖剣伝説2」を含む「聖剣伝説 RISE of MANA」の記事については、「聖剣伝説 RISE of MANA」の概要を参照ください。
聖剣伝説2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 10:09 UTC 版)
本作の最終ボスであるが、一概に悪と言える存在ではない。 太古の昔、マナをエネルギーとして利用した文明時代で人類は繁栄を極めたが、マナの枯渇問題に直面するとマナの使用権利を巡って、終わりの無い戦乱の時代に突入した。そしてその戦乱の末期には、後世の「マナの要塞」(当時は「空中要塞ギガント」と呼ばれていた)が生み出された。しかし、要塞は残り少ないマナの力を更に大きく減少させ、同時に人の手に余るその強大な力は神々の怒りを買い、人類を罰するために神獣が遣わされた。神獣はマナの要塞と激突し、全世界がその戦いの余波で炎と毒に包まれ、世界中の文明が破壊されるほどの大災害をもたらした。マナの要塞が当時の聖剣の勇者によって落とされると、神獣も人々の前から姿を消した。これによって世界の文明は大幅に後退したが、平和が戻ったと伝えられる。 現在では小型の個体が複数存在し、四季の森や氷の国の上空を飛行しているところを見ることができる。マタンゴ王国ではこれを「神の獣」と呼び、上述の神獣とは別物と見ている。実際はこの「神の獣たち」が合一して生まれるのが「神獣」である。神獣の外見はフラミーに酷似している(ランディは、元々は同じ種族だったのではと推測している)。実は神獣とはマナを回復させることができる唯一の存在だが、あまりにも急速にマナが失われると反動で凶暴化するという性質を持つ。このためマナを動力として動く要塞が出現すると、膨大なマナが要塞に吸収され、神の獣たちが合一して凶暴な神獣となるという図式になっている。 マナが減少したことで世界中の神の獣が融合し、巨大な個体となった神獣が本作のラストボスに当たる。上述のようにマナが急速に減少したことで凶暴化しており、世界が滅亡する恐れがあるためランディたちは戦うこととなる。その肉体はマナの剣でしか傷つけられない(他の武器でもクリティカル時のみ有効。また戦闘開始からしばらくすると魔法反射のカウンタマジックLv.8を行うため魔法もほとんど効かない)。この闘いではプレイヤーは攻撃を回避することができず、ティンクルバリアなどで無効化したりタイミングを見てダメージを回復させる必要がある。攻撃方法は突進とセイントビーム。そして最大の攻撃として極大の火炎放射を見舞う。 最終的に多くの犠牲と悲しみを乗り越えた聖剣の勇者によってその身を砕かれ、神獣の欠片は雪となって世界に降り注いだ。神獣を降臨させ地上に崩壊の危機をもたらしたのはマナの力に魅入られた人間たちだったが、邪悪な野望を打ち砕き、神獣を打ち倒したのも勇気と知恵と愛を胸に手を取り合った人の子たちであった。
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