けいがそくほ‐きょうそう〔‐キヤウソウ〕【×繋×駕速歩競走】
繋駕速歩競走
繋駕速歩競走
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 03:50 UTC 版)
繋駕速歩競走ではモービルスターティングゲート(モータライズドスターティングゲート、motorized starting gate)による発走が行われている。このゲートは自動車の上部に金属製の羽が2枚組み合わされた形状をしている。 繋駕速歩競走ではゲートが走りながら発馬の準備を行う。ゲートは羽を左右に広げてコースの横幅を覆い、出走馬はその羽の後ろに控えるように走りながら発走を待つ形でトラックを周回する。そしてスタートラインに到達したときにゲートは羽を畳み、前方に離れて発馬となる。この発走形式は1920年代のメキシコのティフアナ競馬場のものが史上初とされ、20世紀中盤よりアメリカ合衆国などでも導入され、これによって誤発走の大幅な削減に成功したとある。 この形式ではスターターは発馬機の後方に乗り、真正面に出走馬を見ながら発走の合図を行う。スタートライン到達時に出走馬が公正な状態にないと判断した場合、発走準備の再開を行う場合がある。 また繋駕速歩競走においても、距離差によるハンデキャップ競走の場合にはバリヤー式に似たテープによる仕切りを用意し、そこから発走させる方式をとる。
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繋駕速歩競走
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日本で行われていた繋駕速歩競走では出走馬に与えられた距離ハンデの場所に停止したうえでスターターの振り下ろす赤旗を合図に発走していたが、中央競馬においては海外からトロッター種を輸入した1956年にモービルスターティングゲートも導入され使用されていた。しかしながら日本の速歩馬は能力差が大きく、走りながらの発走では却って発走が整わない事が多かったことから1959年には使用が中止され元の距離ハンデによる発走方法に戻った。中央競馬では1968年、また地方競馬も1971年を最後に繋駕速歩競走を廃止しており、現在この発走方式は使われていない。
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繋駕速歩競走
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:48 UTC 版)
「ニュージーランドの競馬」の記事における「繋駕速歩競走」の解説
ニュージーランドでは、平地競走と同様に繋駕速歩競走も人気がある。もっぱらスタンダードブレッド種によって行われている。 最も賞金の高い競走はニュージーランド・トロッティングカップで、賞金総額はピーク時で120万NZドル(2008年)で、繋駕競走としては世界最高賞金だった。2013年現在では75万NZドルの賞金になっている。
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繋駕速歩競走
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 23:27 UTC 版)
「ジョン・エドワード・マッデン」の記事における「繋駕速歩競走」の解説
マッデンは16歳の頃までに、繋駕速歩競走に興味を持つようになった。 マッデンは、スタンダードブレッド、特にペーサーやトロッターといった繋駕速歩競走に使われる馬の能力の目利きに長けており、まだ実績のない有望な馬を低価格で購入し、これを強い馬に鍛え上げて売り払うことで財を成していった。マッデンは「維持して憤慨するよりも、売って悔やむほうがよい」をモットーとしてこの商売を続け、30歳になるまでに15万ドルを稼ぎあげた。 マッデンが売らずに所有し続けた馬もあり、主なものに1887年のクリーブランドグランドサーキットレースで実績を上げたロバートマクレガーや、種牡馬となったシリコなどがいた。 1890年、マッデンはサラブレッドの競馬がスタンダードブレッド競走よりも高賞金になりつつあることに気づき、徐々に興味をそちらに移していった。しかし1900年代に入っても、マッデンはスタンダードブレッドをまだいくらか所有・調教していた。
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