緑地整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 06:29 UTC 版)
新港には以下の緑地(公園・広場等)が整備されている。なお、この他にプロムナードの「汽車道」が桜木町方面より続いており、横浜ワールドポーターズ前やナビオス横浜下を通っている。また、象の鼻パーク(3街区)は「みなとみらい新港地区」に含まれることもあるが、町の区画では海岸通となる。 ※各緑地の( )内には、みなとみらい新港地区における街区を記している。 赤レンガパーク(2街区)赤レンガ倉庫の付近一帯に整備された公園・広場。 ハンマーヘッドパーク(5街区)客船ターミナル複合施設「横浜ハンマーヘッド」(8・9号岸壁)の海側先端部には歴史的な産業遺産であるハンマーヘッドクレーン(50t起重機)の遺構が現存する(後節参照)が、その周辺を多目的イベント広場「ハンマーヘッドパーク」(複合施設「横浜ハンマーヘッド」ともデッキで接続)として整備し、2020年8月に開園(詳細は「横浜ハンマーヘッド#ハンマーヘッドパーク」を参照)。 新港中央広場(8街区)汽車道と赤レンガ倉庫を結ぶ動線上に位置する広場。公共施設緑化整備の事業計画地に指定されており、2013年から2014年にかけて場所の特性に合った宿根草を植えるなど緑化が進められ、「ナチュラルガーデン」として再整備されている。 2009年の開国博Y150では「はじまりの森」としてベイサイドエリア会場の一つとなり、さらに2017年の第33回全国都市緑化よこはまフェア(愛称:ガーデンネックレス横浜2017)でもみなとガーデン会場の一つとして、世界的なガーデナーのジャクリーン・ファン・デル・クルートがデザイン・植栽監修したガーデンや企業・団体・大学による「ナチュラルガーデン」をテーマにした庭園の展示が行われた。 なお、北側の7街区も新港中央広場の一部(緑地兼駐車場)として整備する計画がある(現在は横浜ハンマーヘッドの第3駐車場となっている)。 カップヌードルミュージアムパーク(旧称:新港パーク/10街区)安藤百福発明記念館 横浜(カップヌードルミュージアム 横浜)北側の海岸沿いに整備された公園。元々は「新港パーク」という名称であったが、ネーミングライツにより2012年8月から10年間の契約で「カップヌードルミュージアムパーク」に改称されている(「安藤百福発明記念館 横浜#カップヌードルミュージアムパーク(旧・新港パーク)」も参照)。海辺に位置しているため、パーク内には塩分に強い松の木(クロマツ)が植えられている。 2020年度には臨港パーク方面(パシフィコ横浜・ぷかりさん橋手前)と歩行者専用の女神橋で接続することで、臨海エリアの回遊性向上が図られている。また、2021年には「公共空間活用提案モデル事業」として、パーク内にテントやバーベキュー設備、プロムナード・展望デッキ、飲食施設などを備えたグランピング施設「DREAM DOOR YOKOHAMA HAMMERHEAD(ドリームドア ヨコハマハンマーヘッド)」の整備も行われている(同年8月オープン)。 運河パーク(17街区)横浜ワールドポーターズ前の汽車道沿いに整備された公園で、桜木町駅方面からの新港地区の玄関口に当たる(「汽車道#周辺の緑地整備(運河パーク)」も参照)。また、2002年に設定された「開港の道」(桜木町駅前から汽車道や赤レンガ倉庫前、山下臨港線プロムナード、大さん橋、山下公園などを経由し、港の見える丘公園に至る散策コース)の一部となっている。 2017年の第33回全国都市緑化よこはまフェアではみなとガーデン会場の一つとして、企業・団体による「アーバンライフガーデン」をテーマにした庭園や市民団体・高校生らによる花時計花壇などの展示が行われた。
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