第6巻「狼の回帰線」とは? わかりやすく解説

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第6巻「狼の回帰線」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:02 UTC 版)

戦場ロマン・シリーズ」の記事における「第6巻「狼の回帰線」」の解説

初版 1980年12月1日ISBN 978-4253063876) 狼の回帰線 アメリカ海軍魚雷艇PT007の搭乗員主役としたシリーズセレベス海のどこかにあると言われている「狼の回帰線」。そこは、海流が不安定各国潜水艦墓場となっていた。そこに迷い込んでしまった魚雷艇PT007は、廃棄され潜水艦から流れ出た機雷のために身動きままならない。やがて、凪となり機雷同士機雷潜水艦接触して爆発し始める機雷源はほんの数十メートル廃棄潜水艦の中の一隻カタパルト搭載伊四〇〇型潜水艦見つけた一行は、一か八か、魚雷艇PT007をカタパルト機雷源を飛び越えさせる。 牙の海流 魚雷艇PT007のシリーズオーバーロード作戦支援の為にヨーロッパ転戦してきたPT007一行ドイツ軍多く連合軍カレーから上陸してくると思っていたが、ノルマンディー上陸予想するUボート艦長もいた。BBC放送ヴェルレーヌの「秋の歌第一節前半分を放送し、ついに上陸作戦が始まる。上陸艇を待ち受けるUボート群に対抗できるのはPT007のみ。しかし、PT007には潜水艦攻撃するための爆雷積んでいなかった。戦闘中のPT007の中でする事も無いアナポリス卒業したばかりのペーペーお飾り艇長が、なんと魚雷先頭部分に砂嚢括り付け、下に向かって魚雷が進むようにしてしまった。艇を取り仕切る軍曹たちの呆れ顔尻目に爆雷よりも沈下速度速い砂嚢付き魚雷Uボート群は回避ままならず撃沈されてゆく。 虎鮫海峡 魚雷艇PT007のシリーズ日本海軍との戦闘加わっていたPT007は被弾して南洋島へ漂着した。その島では「海の神」が村人食糧若い女差し出させようとしていた。その「神様」が偽装した上陸用舟艇使った海賊だと見抜いたPT007一行は、神様相手銃口を向ける。 炎の墓標 ブリストル ボーファイター乗り凄腕パイロットギブソンは、実は夜盲症患っており、ほとんど眼が見えなくなっていた。ついに味方潜水艦誤爆してしまい戦闘任務外されギブソンだったが、Uボート基地攻撃強引に同行魚雷走行音だけを頼り基地へと突入して炎の墓標化すのだった2700サイクルの女 東京ローズのように、ロンドンからドイツ軍向けプロパガンダ放送を行う女性通称ジャーマン・ローズ。いつからか弱々しい電波ながらもベルリンから連合国側向けプロパガンダ放送2700サイクルから聞こえてくる。赤軍がなだれ込んできたベルリンからの生放送は、彼女が幼い頃聞いた母の「グリーンスリーブス」の歌声だった。 孤独の虎 吹雪東部戦線互いに部隊からはぐれたティーガーIT-34遭遇互いに無限軌道破損し動けず、凍り付いて砲塔旋回できない状態で、にらみ合い牽制しあい、そしてついに長く寒い夜が明けた相手よりも先に砲塔旋回させようと氷を砕き、ほぼ同時に旋回発砲。しかし、砲身詰まって凍結しており、双方とも暴発によって自滅した。そして、残骸と屍の上に、また吹雪吹き荒れ始めのだった

※この「第6巻「狼の回帰線」」の解説は、「戦場ロマン・シリーズ」の解説の一部です。
「第6巻「狼の回帰線」」を含む「戦場ロマン・シリーズ」の記事については、「戦場ロマン・シリーズ」の概要を参照ください。

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