第6巻「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」
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世界には、咲太の初恋相手である大学生の牧之原翔子(以下、便宜上「翔子さん」とする)と、重い心臓病を抱える中学生の牧之原翔子(以下、便宜上「翔子ちゃん」とする)のふたりが存在している。 12月1日、麻衣が咲太の家へ行くと、翔子さんが居候していることを麻衣は知り、咲太に冷たい態度をとってしまう。翌日、麻衣は映画の撮影で金沢に行ったが、その日が麻衣の誕生日だということを後から知った咲太は新幹線で金沢まで祝いに行き、関係を無事修復することができた。 その後、翔子さんの正体が“咲太の心臓を移植して延命した未来の翔子ちゃん”であることが発覚。翔子さんは「12月24日、麻衣とのデート先に向かう咲太は、車のスリップ事故に巻き込まれて死ぬ運命にある」ことを明かした。その咲太の心臓を移植することで翔子ちゃんは生き延びられたという。だが翔子さんは咲太に事故に遭わないよう警告し、麻衣に咲太を任せる。 しかし翔子ちゃんの容態は悪く、一刻も早く心臓のドナーが現れないと危険な状態だった。自分が犠牲となり翔子ちゃんを助けるか、それとも咲太に生きていてほしいと懇願する麻衣の願いをかなえるかわりに翔子ちゃんを見殺しにするかという二者択一に咲太は葛藤しながら、咲太は麻衣とのデート先へと向かう。 だが事故発生直前、自分を事故現場に近づけないよう翔子さんが話を作っていたことに気づいた咲太は、事故現場になるはずの翔子さんのところへ駆け付ける。そこに黒のミニバンが咲太めがけてスリップしてきたが、咲太を突き飛ばした麻衣が、身代わりになって死んでしまう。
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