第二次廣島連合世代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 00:40 UTC 版)
『BADBOYS グレアー』のメインキャラクター。 大友 勝将(おおとも かっしょう) 元・廣島連合総長。子供がそのまま大人になったような性格をしている。未婚、独り暮らし。子供のころから巨体・怪力で、暴走車にしがみつき街路樹や街灯にぶつけられても軽傷で済むほど頑丈な体の持ち主。 ファミリーと広島市民球場へ野球観戦に行った時に実母と再会したが、実母の家族に気を遣って再会を喜ぶことはなかった。後に壮吉に仕事の斡旋を頼んでいたシングルマザーと同居し子供も懐いていたが、実は離婚していなかった夫の命令でファミリーを陥れようと接近したと判明し、泣く泣く別れを告げた。 嵜島 昇喜郎(さきじま しょうきろう) 元・廣島連合メンバーで松尾安三の息子。年齢は2015年に36歳。父のヤクザ時代の舎弟だった森本組と少年時代から付き合いがあり、裏社会に絡んだ事件がファミリーに起こると森本組を通じて根回しを行う。 自分の血筋が遠因となって久司が亡くなったショックで生活が荒み、7年経ってなお心の整理がつけられていないため、密かに彩を護衛しながらもファミリーからはやや距離を置いている。2015年、久司の頼みで司に白石親子の居所を伝え、司の復讐を止めると共に要の体から引き離された父・安三を一喝、この世から消滅させた。その後イチローを鎖国島に入れるべく加治屋らと共に猫ヶ丘島へ赴き、曾祖父・松尾永一と初めて対面した。 虎鮫 銀次郎(とらざめ ぎんじろう) 元・陴威窠斗十代目総長で初代総長・虎鮫金次郎の息子。陴威窠斗時代はことあるごとに勝将と衝突していた。12歳年の離れた高間の娘・数子と結婚し、家業の居酒屋「金ちゃん」で共に働いている。 長谷川 壮吉(はせがわ そうきち) 元・廣島連合「ブルービアード」頭。アダルトビデオの制作販売業「青ひげ屋」を経営し、広島の青少年のカリスマ的存在となっている。林の事件の時に店を全焼させられたが多額の保険金によって再建し、余った保険金を被害に遭ったほかのファミリーの店に回していた。 福沢 仁(ふくざわ じん) 元・廣島連合「嚼呪」頭。お好み焼き屋「ちゅーりっぷ」店主。白石勇の甥。 二階堂 剛(にかいどう ごう) 元・陴威窠斗九代目メンバー。バーバーハウス「No.9」の店長美容師。陴威窠斗を広島最大のチームに成長させた段野を慕っており、No.9の店名も自身が九代目メンバーだったことから取っている。No.9にはイチローと、元・陴威窠斗十代目メンバーの宮本勘二郎が勤めている。 林 隆史(はやし たかし) 元・廣島連合メンバー。定職に就かず周囲に数々の不義理を働いているため、ファミリーからは爪弾きにされ久司以外に親しく付き合う人間がいない。 2008年、生活苦に加えて離婚した妻に引き取られた息子に会えないことから精神的に追い詰められ、ファミリーの人間を逆恨みし経営する店に次々と放火。「ちゅーりっぷ」に灯油を撒いた時に、携帯電話に記録されていた自分の帰りを待ちわびる息子のムービーが偶然再生され、加治屋に説得されて改心、警察に出頭して刑務所に収監された。
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