第二次広島抗争の勃発と激化とは? わかりやすく解説

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第二次広島抗争の勃発と激化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:30 UTC 版)

広島抗争」の記事における「第二次広島抗争の勃発と激化」の解説

亀井貢の密葬後、美能幸三山本健一兄弟盃を交わし報復体制整えた。その報復待たずしてさらに追い討ちを掛けるように1963年5月26日には打越会を絶縁され山口英弘の若衆打越会の組員殴打する事件起きた当時山口(英)組の縄張り打越会の縄張りかぶっていて小競り合い続いていた)。直後打越会の報復先駆けて山口(英)組側が打越会の賭場急襲路上銃撃戦となり抗争一気激化した打越側の報復は、打越信夫抗争を嫌い雲隠れした事などから上手く組織機能せず、当初打越側は一方的にやられっぱなし状況となった業を煮やし打越を見限った山口組若頭地道行雄美能亀井の組葬を指示し葬儀名目で1340人の山口組組員広島へ大動員し山口組の力を見せつけた。しかし広島県警機動隊など大量動員掛けて抗争一方首謀者である美能7月5日逮捕した美能逮捕され山口組報復出来ずに帰らざるを得なかった。1963年9月可部温泉福荘」で射殺され打越会系西友会長・岡友秋の葬儀席上で「これはあくまで美能組と山村組との親子喧嘩じゃけん」と、報復消極的な打越に対して山本激怒し、「よう喧嘩出来んで、なにが山口組舎弟じゃ!笑わせるな!自分喧嘩を買いもせんで人様がなに応援してくれる!そないに喧嘩したないんやったらわれはもう引っ込んどれ! ボケナスタクシー野郎!」(打越タクシー会社経営していた)と面罵し、山口組広島パイプ美能組にシフトした。 それでも一向に動こうとしない打越会に業を煮やした西友会は1963年9月19日山村本拠キャバレーパレス爆破続いて山村幹部原田昭三宅ダイナマイト爆破、さらに山村組との市街戦展開するなど攻勢出た山村組の服部武は混迷する事態の中、周囲の声に押され命懸け特攻隊組織し山口組本部便所ピース爆弾爆破させた(玄関ガラス割れたが、一階には人がおらずけが人は出なかった)。名乗り上げなかったがピース缶が広島使われていた事もあり直後から山村組の仕業思われていた。山村組側は打越会・山口組勢力対抗するため山村組を発展的に解消し1964年5月政治結社共政会初代会長山村辰雄)を結成して組織固め行った

※この「第二次広島抗争の勃発と激化」の解説は、「広島抗争」の解説の一部です。
「第二次広島抗争の勃発と激化」を含む「広島抗争」の記事については、「広島抗争」の概要を参照ください。

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