第三千曲川橋梁 (北陸新幹線)とは? わかりやすく解説

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第三千曲川橋梁 (北陸新幹線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/03 04:52 UTC 版)

第三千曲川橋梁
基本情報
日本
所在地 長野県千曲市 - 長野市
交差物件 千曲川
用途 鉄道橋
路線名 北陸新幹線
管理者 東日本旅客鉄道
設計者 日本構造橋梁研究所
施工者 横河ブリッジ川崎重工業サクラダトピー工業JV石川島播磨重工業宮地鐵工所東京鐵骨橋梁JV
竣工 1996年(平成8年)3月
開通 1997年(平成9年)10月1日
座標 北緯36度33分29.7秒 東経138度7分52.7秒 / 北緯36.558250度 東経138.131306度 / 36.558250; 138.131306 (第三千曲川橋梁)
構造諸元
形式 下路連続トラス橋
材料
全長 557.100 m
10.700 m
最大支間長 103.000 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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第三千曲川橋梁(だいさんちくまがわきょうりょう)は、長野県千曲市 - 長野市千曲川に架かる北陸新幹線の橋長557.1 m(メートル)のトラス橋上田駅 - 長野駅間に位置する。

概要

本橋は北陸新幹線高崎起点から105 k 615 m - 160 k 172 m 10に位置する[1]

騒音対策としてコンクリート床版を施したが、鋼トラス桁の特徴である低自重であるメリットを可能な限り損なわないためにコンクリートには軽量骨材コンクリートを採用し橋梁構造の経済化を目指した。また、耐候性さび安定化処理した耐候性鋼を用いて保守管理を低減した[1]

[1][3]

歴史

北陸新幹線の軽井沢駅 - 長野駅間は1991年(平成3年)夏に起工した[4]

下部工はP1, P7橋脚がオールケーシング工法の直径1.5 mの場所打ち杭基礎、P2 - P6橋脚はニューマチックケーソン基礎工法によるケーソン基礎であり、非出水期の11月 - 5月の施行で2年を要した。上部工は高水敷部を非出水期のトラッククレーンベント工法、低水敷部を通年のトラベラクレーンカンチレバー工法によって架設した[1]

第三千曲川橋梁は1996年(平成8年)3月に竣工し[5]1997年(平成9年)10月1日に開通を迎え、供用を開始した。

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 「北陸新幹線 高崎〜長野間 建設の歩み」『土木施工』第38巻第10号、山海堂、1999年9月25日。 

関連項目

外部リンク




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