科学忍者隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 20:11 UTC 版)
「科学忍者隊ガッチャマンII」の記事における「科学忍者隊」の解説
鷲尾 健(わしお けん)/ 大鷲の健 声 - 森功至 今作での武器はバードソーサー。当時流行していたフリスビーの形状を模した物。『II』ではこのように当時の流行に合わせた武器が登場している。丸型の刃は分離可能。 「ガッチャマン」の称号はリーダーである健を指していたため、前作ではキャスト表記が「ガッチャマン」になっていたが、今作ではエンディングのキャスト表記が「大鷲の健」となり、通称に変わっている(他のメンバーも同様)。「ガッチャマン」の定義は本作開始時に改められ、健のみでなく科学忍者隊メンバー全員を表す語になっており、主題歌タイトルや歌詞、劇中の台詞でもこの意味で使われている。しかしながらこの語義の変更は本作中盤を過ぎるころには曖昧になり後期の劇中では第1作同様に健1人を指す意味に戻された。前作同様「ある時は5つ…」で始まる名乗りの口上は健が行っているが、回によっては、健に代わってメンバー4人で名乗りの口上を行い「科学忍者隊ガッチャマン!」と名乗ることもあった。 ジョージ浅倉( - あさくら)/ コンドルのジョー 声 - ささきいさお 今作の武器は引き続き羽根手裏剣である。ソニックガンが支給された事もあって、前作と異なりジョー専用銃は特に用意されなかった。前作の終盤で病に冒されていたが、ドクターラッフェルによりサイボーグとして蘇生。第4話で健たちの前に現れ再び科学忍者隊の一員となる。定期的にドクターラッフェルの基地でエネルギーを注入しているためにミーティングに遅れることがあり、サイボーグであることを秘密にしていたが、それをパンドラ博士に看破された。 第51話で総裁Xを倒すための切り札として、反物質爆弾が内蔵されているブラックボックスをラッフェルが体内に仕込んでいたことが判明した。これは本作内では未使用に終わったが、意外な伏線として次作『F』最終回において重要な役割を果たす。 なお本作および『F』では、第1作とは異なりひらがな名義となっている。 ジュン / 白鳥(しらとり)のジュン 声 - 杉山佳寿子 今作での武器はオーロラリボン。新体操の要領で使用し、捕縛と打撃が可能。17話では発光目晦まし攻撃があった。今作ではジョーが生きている事をいち早く察知したりして、ジョーのことをひどく気にかけていたようだ。 前作同様、忍者隊の溜まり場であるスナックJは今作でも健在だが、登場回数はほんの僅かである。店舗自体は旧店舗とは別の建物で、アメホン国、ユートランドにあるのかも不明。 甚平(じんぺい)/ 燕(つばくろ)の甚平 声 - 塩屋翼 今作での武器はリバウンドボール。右手のグローブとスーパーポールのセット武器。現在のラクロスに近い方法で使用する。前作のアメリカンクラッカー同様様々な応用ができる。精神的な成長もしており、第37話では「お姉ちゃん」ではなく、初めて「ジュン」とG3号を呼び捨てにして、甘えから独り立ちをする姿勢を見せた。 中西 竜(なかにし りゅう)/ みみずくの竜 声 - 兼本新吾 今作での武器はグリッパー。粘着性の物質で相手を捕縛し、投げ飛ばすというもので、これは当時流行していた玩具「スライム」のように伸びる。今作では後述のロボット・パイマーの登場により、ゴッドフェニックスで留守番をする必要がなくなり、他の4人と共に戦う機会も増えた。第30話では旧作以来久々に帰郷。カバーとして身分的には「ISOの海洋研究員」となっており、弟の誠二によると地元では名士としてかなり尊敬されているとの話である。ゲルサドラには「おろかデブ」と呼ばれている。
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