福知山線列車脱線転覆事故とは? わかりやすく解説

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福知山線列車脱線転覆事故(JR宝塚線脱線転覆事故)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)

日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「福知山線列車脱線転覆事故(JR宝塚線脱線転覆事故)」の解説

2005年平成17年4月25日 9時18分頃(列車脱線事故兵庫県尼崎市JR西日本福知山線JR宝塚線)・塚口駅 - 尼崎駅間の曲線で、列車遅延回復のための速度超過転などが原因となり、宝塚同志社前行きの上5418M快速列車207系7両編成)が脱線転覆。特に前方の2両目脱線転覆後、線路脇のマンション激突し、さらに3両目から側面衝突され耐震設計マンション巻きつく形で大破したため、1階駐車場突入した1両目よりも大勢死傷者出た。このとき、列車制限速度70km/hのカーブに116km/hで進入していた。 この事故運転士1名と乗客106名が死亡し、562名が負傷した死者の数鉄道事故としてはJR発足以降および平成年間通じて最悪で、鉄道事故全般では歴代7番目に多い。また国土交通省航空・鉄道事故調査委員会がまとめた事故報告事実関係記述だけで300ページ超と、1985年発生した日本航空123便墜落事故報告書上回り日本事故調査報告書としては過去最大分量となる大事故となった。 この事故日本国内でのトリアージの初の本格運用となった事故車両のうち、損傷激しかった進行方向前寄り4両は現地解体されたが、被害少なかった後寄りの3両は、事故風化防止役立てるため、解体せず遺族の手とともに鉄道施設展示される予定となっている。そして2018年平成30年11月17日事故風化防止および社員教育活用のため当該車両保存する意向正式に発表された。 詳細は「JR福知山線脱線事故」を参照

※この「福知山線列車脱線転覆事故(JR宝塚線脱線転覆事故)」の解説は、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の解説の一部です。
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