福知山線・山陰本線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:38 UTC 版)
「国鉄113系電車」の記事における「福知山線・山陰本線」の解説
1981年に大阪駅 - 宝塚駅間が電化開業した福知山線は、1986年11月のダイヤ改正で宝塚駅 - 福知山駅間が山陰本線の福知山駅 - 城崎駅間とともに電化され、113系の耐寒耐雪改造車である800番台が4両編成×9本、2両編成×14本が投入された。配置は福知山運転所である。800番台は4両編成がK編成、2両編成がS編成とされた。 分割民営化前の1987年3月に日根野電車区から4両編成×1本が追加転入されたため、国鉄分割民営化後は4両編成×10本、2両編成×14本の計68両がJR西日本に承継された。 1989年3月のダイヤ改正で設定された福知山線快速に113系が投入され、翌1990年3月改正では117系も快速運用に入ったほか、115系も併せて運用された。1991年の七尾線電化開業で必要となる車両として2両編成のクモハ113形が使用されたため、余ったクモハ112形はモハ113形およびクハ111形を連結して3連化されてY編成を名乗った。 2000年3月11日ダイヤ改正で日中の快速が221系による大阪 - 篠山口間の丹波路快速に置き換えられ、113系は朝夕ラッシュ時の大阪 - 福知山間快速の運用が主体となった。2001年の福知山線篠山口以北でワンマン運転および輸送量の適正化が行われることとなり、残ったY編成の大半が2両化され、3800番台のN編成となった。2004年10月のダイヤ改正で113系は篠山口以南での運用を一旦終了した。
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