神世界事件
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神世界事件(しんせかいじけん)とは、2000年代に日本で起こった霊感商法詐欺を中心とした一連の疑惑および事件。
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- 1 神世界事件とは
- 2 神世界事件の概要
- 3 概要
- 4 手口
神世界
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神世界(しんせかい)は山梨県甲斐市に本部を置く有限会社。提携先と称して同様に設立された、複数の有限会社を通して、ヒーリングサロンを運営していた。これら会社群を神世界グループと称する。 本来は同地に在する有志の宗教組織(宗教法人の認可はとられていない)である千手観音教会(現・観音会)の事業部が独立した形で有限会社の法人格を得た形となっていた。なお千手観音教会の後継組織である観音会は「神世界とは、あくまで提携をしていただけ」「観音会と神世界とはあくまでも別組織である」としており、その業務内容に関しては一貫して神世界側の暴走とし、一切の関与を否定している。その一方で本事件の被害者や告発者たちは、この発言に関しては罪状を逃れるための詭弁である、としている。 神世界の「提携先」とされる、千手観音教会そのものは1986年頃に起きた世界救世教の分裂による混乱を受けて同教の信者であった神世界代表Sの父親(元山梨県警OB )が1987年に同教団から独立する形で成立した集団である。その活動内容は同教団およびその分派とされる、いわゆる「救世教系・真光系」と呼ばれる手かざし系新宗教団体と根源を同じくしている。そのため、本件で被害者が売りつけられた各種アイテム類は、これら教団が使用しているものと類似した(ないしは意図的な改変が加えられた)ものとなっている。 疑惑発生および告発当初、神世界は「自組織はあくまでも会社組織であり宗教団体ではなく」ゆえに「霊感商法ではない」と主張していた。しかし告発の後、代表など中心人物が逮捕されると、それまでの主張を翻して宗教団体であることを認めた上で「宗教活動として同意の上での契約」であるために「霊感商法ではない」とアナウンスするようになる。
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