神々の黄昏作戦とは? わかりやすく解説

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神々の黄昏(ラグナロック)作戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:18 UTC 版)

銀河英雄伝説の戦役」の記事における「神々の黄昏ラグナロック作戦」の解説

宇宙暦798年/帝国暦489年8月翌年5月ラインハルト魔手から救出した皇帝エルウィン・ヨーゼフ2世擁して銀河帝国正統政府樹立画策したレムシャイド伯らと、彼らの亡命受け入れた同盟政府皇帝誘拐共犯者として懲罰与える、という名目ラインハルト発令した同盟への侵攻作戦。この誘拐は「ラインハルト同盟討伐口実与えて取引しよう」と画策したルビンスキーの策であったが、ラインハルトはその策を見抜いて恫喝加えたうえで、一気フェザーンをも制圧した宣戦布告8月20日銀河帝国正統政府樹立宣言同日)。軍内部への具体的な説明作戦名発表9月19日最終的な人事発表11月8日最初の戦闘11月20日第9次イゼルローン要塞攻略作戦)。戦闘終了翌年5月5日バーミリオン星域会戦)。公式の書類上の終結5月25日バーラトの和約)。 フェザーン回廊向う本隊布陣は、 第1陣ミッターマイヤー上級大将 第2陣ミュラー大将 第3陣:ローエングラム元帥オーベルシュタイン上級大将ヒルダ中佐待遇ブリュンヒルト同乗) 及び直属艦隊:アルトリンゲン中将カルナップ中将、ブラウヒッチ中将、グリューネマン中将トゥルナイゼン中将 第4陣:シュタインメッツ大将 第5陣:ワーレン大将遊撃隊ビッテンフェルト大将ファーレンハイト大将イゼルローン要塞への陽動作戦は、司令官ロイエンタール上級大将指揮下にルッツ大将とレンネンカンプ大将後詰めとしてアイゼナッハ大将配された。なお、ケスラー大将メックリンガー大将それぞれ首都防衛司令官/後方担当として残留した。 ルビンスキーの逃亡はゆるしたものフェザーン制圧イゼルローン要塞奪還、そしてランテマリオ会戦での同盟軍主力撃破までは、ほぼラインハルト思惑通り進んだ。しかし、同会戦終了間際から、イゼルローン要塞放棄したヤン艦隊自由に運用して対抗し始めたため、帝国軍圧倒的な戦力持ちながらも補給に不安をきたして次第不利になっていく。ラインハルトヤンとの決戦を行うため、自分をおとりにしてヤン誘い出し包囲する作戦出たラインハルト戦場で倒す事が同盟存続唯一の道であると考えていたヤンは、罠である事を承知の上でラインハルトとの艦隊決戦に赴き、バーミリオン星域対戦した戦闘自体途中でミュラー来援があったものの、ヤン事実上勝利をおさめたが、ブリュンヒルト砲撃される直前ヒルダ提案受けたミッターマイヤーロイエンタールハイネセン同盟政府降伏に至らしめたため、戦闘停止した戦闘停止後の混乱時にヤンメルカッツに「動くシャーウッドの森」を託して逃亡させた。艦艇60隻。同行者副官シュナイダーポプランリンツ及び将兵11,820人。なお、この中にカーテローゼ・フォン・クロイツェル伍長含まれている事が後日判明するまた、戦闘終了から24時間後の5月6日23時に、ヤンラインハルト史上唯一の会談臨んでいる。 この作戦の後6月22日オーディン戻ったラインハルト皇帝即位し、ローエングラム王朝成立したミッターマイヤー宇宙艦隊司令長官に、ロイエンタール統帥本部総長に、オーベルシュタイン軍務尚書就任。3者とも元帥号授与された。それ以外主要提督それぞれ上級大将昇進したが、特にバーミリオン会戦での功績認められミュラーは3元帥に次ぐ上級大将主席とされた。同盟では、ヤン退役して念願だった年金生活入りフレデリカ結婚したビュコックアッテンボローシェーンコップ退役したキャゼルヌ辞表却下され後方本部長代理任じられた。ムライ、パトリチェフ、フィッシャー辺境勤務任じられた。ユリアンはボリス・コーネフやルイ・マシュンゴ、途中で合流したポプランらと供に親不孝号で地球に向った。

※この「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」の解説は、「銀河英雄伝説の戦役」の解説の一部です。
「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」を含む「銀河英雄伝説の戦役」の記事については、「銀河英雄伝説の戦役」の概要を参照ください。

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