眼球振盪とは? わかりやすく解説

がんきゅう‐しんとう〔ガンキウシンタウ〕【眼球振×盪】

読み方:がんきゅうしんとう

眼球無意識に律動的に動く現象。急速力動いている物体眺めたときなどに起こる生理的眼振と、脳や神経などの病変のために起こる病的眼振とがある。ニスタグムス。眼振


眼球振盪

【英】:Nystagmus

眼球不随意速い運動平、垂直、回転およびその合併
マウスラットウサギイヌサル  程度

眼球振盪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/29 09:10 UTC 版)

眼球振盪(がんきゅうしんとう、: nystagmus: Nystagmus)は、自分の意思とは関係なく眼球が動く現象。病的なものと生理的なものがある。一般的には眼振(がんしん)と略して呼ぶことが多い。




「眼球振盪」の続きの解説一覧

眼球振盪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 15:42 UTC 版)

アルビノ」の記事における「眼球振盪」の解説

多くの人は平方向の眼球振盪を伴うため、視界細かく左右に振れてさらに物が見づらくなる。視界左右に振れるため、垂直方向より平方向の線のほうが見やすい。例え定規縦に使うと目盛線が平方向に向くため、読みやすいまた、縦書き文章読んでいる行を見失ってしまうため、横書きのほうが読みやすい

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「眼球振盪」を含む「アルビノ」の記事については、「アルビノ」の概要を参照ください。


眼球振盪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/10 15:30 UTC 版)

眼球運動障害」の記事における「眼球振盪」の解説

詳細は「めまい」を参照 眼球振盪または略して眼振nystagmusがんしん)とは不随意のゆっくりした眼球運動が、固視を妨げる。周期的な往復眼球運動である。本来の眼振は固視を維持しようとしても視線徐々に視点からずれてしまうことから発現する異常眼球運動である。固視からゆっくりとしたズレ緩徐相であり、そのズレ修正が急速相である。眼振方向は急速相の方向で示す。眼振は固視のための視覚系正常に機能することを前庭としている。 眼振には先天性のものと後天性のものがあり、後天性眼振には病的な意義がある。前庭動眼反射基づく前庭眼振視運動眼振生理的な眼振である。後天性病的眼振はめまいを伴う疾患が多い。めまいは視覚平衡感覚固有感覚の統合によって感じ感覚と言われている。固視を維持できないため視力低下動揺視を訴えることも多い。固視を行うには前庭動眼反射視線保持するための神経積分器網膜像のズレ検出する視覚系3つが必要であり、これらの障害があると眼振生じる。神経原因がある場合は、前庭または小脳の異常を考える。 末梢性めまい中枢性めまいめまいの性質 回転浮遊性 めまいの程度 重度 軽度 めまいの時間性 突発性周期性 持続性 めまいと頭位体位との関係 あり なし例外あり) 耳鳴難聴 あり なし 脳神経障害 なし あり 眼振側方注視眼振回転性、平性 両側注視眼振、縱眼振 本来の眼振では固視のずれを修正するために動く急速眼球運動系が、逆に安定した固視を妨げ原因となる場合がある。この急速相が主体異常眼球運動衝動性眼球運動混入という。

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眼球振盪

出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 12:25 UTC 版)

略語

がんきゅうしんとう

発音(?)

が↗んきゅーし↘んとー

翻訳


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