直流方式とは? わかりやすく解説

直流方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 14:36 UTC 版)

電気推進 (船舶)」の記事における「直流方式」の解説

いわゆるワード・レオナード方式であり、直流発電機駆動し、その電力直流整流子電動機回転させる直流発電機励磁調整することで発生電圧変化させ、直流電動機速度制御できる回路構成簡易であり、最も初期から使われてきた方式だが、整流子保守・点検手間要する上に、やはり、整流子のために電動機回転数容量制限があるため、他方式に道を譲った

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直流方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/23 12:32 UTC 版)

鉄道模型」の記事における「直流方式」の解説

直流を得るには蓄電池あるいは小型整流器を必要とした。自動車産業発達したアメリカ合衆国では、セレン整流器民生用として市販され始めたので、これを流用して直流12 V」という規格成立した通常左右レールのみから集電する直流二線式が用いられるものの、少数ながら直流三線式鉄道模型存在するトリックスでは、直流二線式の「トリックス・インターナショナル」に対して直流三線式の「トリックス・エクスプレス」が存在する直流二線式では、主に車両から見て右側にあるレールプラス電気流れている時に前進する製品が多い。 直流方式の利点は、機械的な逆転装置なくして自由に前進後退選べることであった交流方式直巻電動機界磁車載整流器一定方向磁界とすれば(これを Polarized と言う手元スイッチひとつで進行方向切り替えることができた。第二次世界大戦後永久磁石界磁となり、これは分巻電動機1種であって模型車両駆動電動機として最も適しているとは言えないが、広く用いられるようになった直巻電動機は、動力車起動時電流2乗比例してトルク発生し実物発車起動状況再現し易く巡航時には電流値減少し登り坂では回転落ちて電流値上昇し牽引力が増す。それに対し永久磁石による界磁を持つモーターでは、磁石電機子吸引することにより、車輪廻してギヤを介してモーター回転しないため、実物鉄道車両惰行する様子再現できない現在の最も進んだ駆動方式では、電子制御モーター回転数実物模した加減速曲線駆動し、Bemf(逆起電力)を測定して回転数一定に保つ方式とっている。また、永久磁石吸着されない無鉄心モーターコアレスモーター)を採用し、逆駆動するウォームギヤとの組み合わせ押して動く(Free-rolling mechanism動力車実用化されている。 12 V という電圧先述のように自動車産業から派生した規格であったが、線路長くなる電気抵抗無視できなくなり電流値減らして電圧降下小さくすることができる高電圧化の論議1980年代始まった24 Vへの昇圧という動きもあったが、効率良いモーター採用と共に、その声は聞こえなくなったOゲージGゲージではレイアウト規模大きいので、12 V 車で場合により16 - 18 V を採用する場合もある。

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