直流抵抗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 02:51 UTC 版)
抵抗値は物体の長さが長くなると増大し、断面積が大きくなると低下する。断面積が一様な物体の電気抵抗 R とコンダクタンス G は次のように表される。 R = ρ ℓ A {\displaystyle R=\rho {\frac {\ell }{A}}\,} G = σ A ℓ {\displaystyle G={\frac {\sigma \,A}{\ell }}} ここで、 ℓ {\displaystyle \ell } はその物体の長さ(単位はメートル)、A は断面積(単位は平方メートル)、ρは材質によって決まる電気抵抗率(単位はオーム・メートル (Ω m))である。電気抵抗率はその材料の電流の流れ難さを示す値である。直流の場合、コンダクタンスは電気抵抗の逆数となる。 G = 1 R {\displaystyle G={\frac {1}{R}}} 実際には導体の断面に対して電流密度は一様とは言えないが、導線の電気抵抗については上の式がよい近似となっている。
※この「直流抵抗」の解説は、「電気抵抗」の解説の一部です。
「直流抵抗」を含む「電気抵抗」の記事については、「電気抵抗」の概要を参照ください。
- 直流抵抗のページへのリンク