白鳥の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 06:25 UTC 版)
加納達也 警察庁刑事局刑事企画課電子網監視室室長。階級は警視正。白鳥が進める医療事故調査機関の設置に絡む事情により桜宮警察署に2年間出向してきたが、宗教団体「神々の楽園」リンチ死事件摘発後に警察庁へ帰還する。長身でハンサムな風貌で女性からの人気が高い。 白鳥とは大学時代の同期で共に確率研究会(数学関連ではなく麻雀のサークル)に在籍していた。学生時代の渾名は「ハウンドドッグ」。 捜査手法は事件現場情報をビデオに録画し、その情報をコンピューター上でデジタル化して現場を解析する「デジタル・ムービー・アナリシス(DMA)」という手法を用い、それにより検挙率を向上させた実績から「デジタル・ハウンドドッグ」の異名を持つ。自ら現場に赴く現場主義者という一般の官僚らしからぬスタンスの持ち主だが、足を使っての捜査を軽視している。ちなみにこの手法を白鳥には「紙芝居」と茶化されている。 玉村誠 桜宮警察署警部補。桜宮警察署内でも腫れ物扱いにされる加納を押し付けられ、加納と共に行動する。マイペースな遅刻魔で昇進には縁がない。現場主義という点においては加納と意気投合しているが、捜査は足を使うものという信条から加納のDMAには難色を示している。互いに相方に振り回される境遇故か田口とは気が合う。 姫宮香織 厚生労働省大臣官房秘書課付医療技官及び、医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長補佐。名前は『チーム・バチスタの栄光』にて登場しているが、初登場したのはシリーズには含まれない外伝作品『螺鈿迷宮』から。フルネームは『極北クレイマー』より判明。通称「氷姫」。 別宮葉子 時風新報分室社会部の新聞記者。姫宮同様に名前は『チーム・バチスタの栄光』にて登場しているが初登場は『螺鈿迷宮』から。螺鈿迷宮時点では主任補佐だが、『イノセント・ゲリラの祝祭』では主任に昇格した。 『螺鈿迷宮』の主人公である東城大学医学部落第生の天馬大吉の幼馴染。美人かつ優秀な記者で、「レッツ・カジノ」なる特集記事で社長賞を受賞したことがある。また、「チーム・バチスタ」の特集記事を書いたことがある。天馬に無理難題なことから原稿執筆までを手伝わせており、その天馬からは校正原稿が赤ペンの訂正で真っ赤になることから影で「血塗れヒイラギ」と渾名を付けられている。厚生労働省ともパイプを持ち、白鳥とも知り合い。
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