登場するギャング
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「グランド・セフト・オート・バイスシティ・ストーリーズ」の記事における「登場するギャング」の解説
シャークス/ストリートワナビーズ(Shark/Streetwannabes) 『VCS』(1984年時点)においてEastern Island(東の島)の北部以外の縄張りを全て占める程の強力なギャング。二年後の『VC』では『ストリートワナビーズ』として知られ、彼らの着る革デニムジャケットの背中にサメのロゴが入っている。エンパイアビルディングの抗争相手として彼らの所有物件は赤色で表示される。「Sharks」とは本来のサメと「強欲な者」とのダブルミーニングである。 敵対関係→ヴァンス兄弟、バイカーギャング、リカルド・ディアズ 外見→ベレット帽を被り、色の明るい服。 武器→マイクロSMG SMG、Mac10、AK 乗り物→Gang Rancher(ギャングランチャー) バイカーギャング(Bikers) 二年後の『VC』にも登場するミッチ・ベイカー(本作未登場)率いる、今作(1984年時点)においてシャークスと並ぶ強ギャング。バイスシティ両島の北部大半を縄張りとしているが、今作では敵でありエンパイアビルディングの抗争相手として彼らの所有物件は黒色で表示されており、またマーティー率いる『トレーラー・パーク・マフィア)とは友好関係にあると思われる。本作では『White Stallionz』(ホワイト・スタリオンズ)という全員がホモ・セクシュアルで構成された内部派閥も登場し、あるミッションではヴァンス兄弟のカマを掘ろうとするもののヴィックによって皆殺しにされる。 敵対関係→ヴァンス兄弟、シャークス、チョロ、(エンパイアビルディングをかけての戦闘はないもののメンデス・ファミリーとも確執がある) 外見→古代ローマ風のヘルムートやアクセサリーを身につけている。また、全身に刺青を入れている。 武器→マイクロSMG、SMG、Mac10、スコーピオン、ピストル 乗り物→Biker Angel(バイカーエンジェル) チョロ(Cholos) バイスシティのリトル・ハバナとリトル・ハイチに拠点を置くヒスパニック系ストリートギャング。ウンベルト・ロビーナ率いる『キューバン・ギャング』とは犬猿の仲で、縄張り争いのために日々抗争しているため、周囲の住人達には迷惑な存在となっている。また、マーティー率いる『トレーラー・パーク・マフィア』やフィル・キャシディなどとも抗争しており、何かと敵が多い。アジトを『キューバン・ギャング』とヴィックによって爆破され壊滅に追い込まれた為に、二年後の『VC』には登場しない。 敵対関係→ヴァンス兄弟、トレーラー・パーク・マフィア、キューバン・ギャング、フィル 外見→白のタンクトップに全員同じバンダナを付けている 武器→ピストル、バット 乗り物→Cholo Sabre(チョロセイバー) トレーラーパーク・マフィア(Trailer Park Mafia) フィル・キャシディの妹ルイーズの夫であるマーティー・ジェイ・ウィリアムズがリーダーを務めるバイスシティ郊外のトレーラーパークに住む貧困白人層で構成された小規模な犯罪集団。保守的な荒くれ者が多く、チョロと抗争している。フィルの紹介でヴィックとは一時的に協力していたが、後の経緯によってマーティーが殺害され、彼らのビジネスをヴィックに乗っ取られる形となる。 敵対関係→チョロ、ヴィック(当初は協力していたが、後に敵対関係になる) 外見→南軍旗のデザインが入ったTシャツにキャップ、ブーツを履いている 武器→ピストル、バット 乗り物→なし キューバン・ギャング(Cuban Gang) ウンベルト・ロビーナ率いるアメリカのキューバ移民で結成されたギャング。リトル・ハバナにおいて同じスパニッシュ系のギャングのチョロと日々抗争しているが、リーダーのウンベルトは臆病で、ヘタレなために実際に戦地へと赴く事は一度も無く、勇敢な部下達が戦闘を行っている。また、チョロ対抗のために雇われ、数多くの任務をこなしてくれたヴィック達とは仲が良く、またフィル・キャシディとも関わりがある。ウンベルトの父であるアルベルト・ロビーナは『ロビーナ・カフェ』というカフェも経営しており、本作にも登場するが、続編に当たる『VC』のように中には入れない。また、エンパイアビルディングの麻薬ミッションで登場する事から麻薬ビジネスにも手を染めていることが分かる。チョロ無き後の『VC』では台頭し始めたハイチ人ギャングと抗争している。 敵対関係→チョロ 外見→80年代風のキューバンシャツを着ている 武器→ピストル 乗り物→Cuban Hermes(キューバンヘルメス。通常のヘルメスHermesに炎のペイントを施したギャングバージョン。『VC』ではエンジンをかけると炎が吹く描写が見られたが、本作ではその描写が無い。また、『VC』では黒地の上に炎のペイントが施されていたが、本作では白地に炎のペイントとなっている。 メンデス・ファミリー(Mendez family) アルマンドとディエゴの『メンデス兄弟』率いるバイスシティの大物ギャング。プローン島の豪邸にアジト(本拠地)を置き、リカルド・ディアスからは危険視されている。また、団員は道端で見かける事は無いが、最終ミッションなどに登場する。アルマンドはアジトでのヴィックとの戦闘で、ディエゴはその復讐も兼ねてヴィックとの対峙でそれぞれ死亡したためにファミリーは壊滅した。 乗り物→主にSentinel XS(センチネルXS) ディアスズ・ギャング(Diaz`s Gang) バイスシティの麻薬王リカルド・ディアス率いる大型麻薬カルテル。スターフィッシュ島にある巨大なディアス邸を本拠地に活動しているものの、ギャング団員はメンデス・ファミリーと同様に道端で見かける事はできず、ミッションでのみ登場する。同じ麻薬ビジネスの商売敵であるメンデス兄弟を危険視しており、主人公ヴィックを利用して壊滅させた。続編に当たる『VC』ではディアス邸周辺に登場するが、本作の主人公であるヴィックを『VC』の冒頭の麻薬取引中に送った暗殺団に殺害させたためにそれがランスの怒りを買い、新たな相棒であるトミーと共に襲撃されてディアスを殺害されたためにファミリーは自然に乗っ取られ、ベルセッティ・ファミリーとなった。
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