生徒・教師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 17:39 UTC 版)
二階堂 大輔(にかいどう だいすけ) 声 - 安元洋貴 高等部3年生。 中等部時代は野球部で1年の秋からエース投手だったが能力は高くなく、他の部員たちからの評価も低かった。いつも他の部員たちよりも早く練習を切り上げる、練習試合であっても一時間経過したら帰ってしまう、試合ではスタミナ切れで打たれる、と選手として問題のある行動が多い。ただし、そのような状態でも走一郎のリードには従い、最後まで黙々と投げ抜くなどプライドは持っていた。 実は心臓病を抱えており、監督の協力の下でそれを隠して無理をしながら部活動を続けていた。手術の成功は絶望的であり、少しでも多くの活躍を父(声 - 松本大)に見せることが唯一の親孝行だと考えたのだという。奇跡的に生還した後、事情を知った立花兄弟と「互いに謝らない」という条件で折り合いをつける。幼馴染の今川とも関係が修復され、偶然夏野とともに仮病で夏季大会初戦を観戦した際に試合での今川を疑問視されて「あいつの悪口は許さねえぞ。」と注意するほど。自分が原因で野球部を離れることになった錦にも気にかけており、不良仲間と手が切れずに暴力を受ける彼を助け、野球部復帰の手助けをした。成し遂げたい目的のためなら手段を選ばずに家の権力なども利用する。 命はとりとめたが激しい運動は医師から禁じられ、野球部として活動することはできない。 父の耕三は一人息子の大輔を溺愛している。会社社長、OB会長でもあり、野球部に多額の寄付をしている。外見で敵を作ることが多いが、まっすぐな性格の好人物。大輔が高校3年生になった直後に病没する。 三田 亜里沙(みた ありさ) 声 - 伊瀬茉莉也 高等部1年生。 三田浩樹の妹で美少女。同じ学年の赤井遼に好意を抱いている。そのため赤井と同じクラス委員でありミス明青にもなった音美に対抗心を燃やす(自身はミス明青2位)。野球には全く興味がなかったが、兄の名声を利用して自分の株を上げようとするなど、彼と違って軽薄な性格の持ち主。だが、自身の意地のため、勉強や水泳で努力することが出来る根性は持っている。 兄の才能に夢中な両親から彼の足を引っ張るなと執拗に釘を刺されており、幼いころから仲が良い兄妹だったが、現在は素直に兄の活躍を喜べない部分がある。だが、甲子園まで兄を応援に行き、東秀が敗北した際には涙を流していた。音美からは向上心の強さや人柄を認められている。 千本木 豊(せんぼんぎ ゆたか) 高等部教師。 投馬たちが2年生の年に4月より明青学園高等部に転任。顧問が産休中だった吹奏楽部の代理顧問となる。6月に吹奏楽部顧問が復帰し、現在は美術部の代理顧問。ノンビリしており部活中も寝てばかりだが、吹奏楽部での指導は回数は少ないなりに的確だった。 澤井圭一と接触して右腕をスパイクしてしまった人物。栄新高の1年生の時は野球部員であり、チーム一の俊足を買われて代打で出場していた。澤井圭一の選手生命を奪ったことで走塁においてイップスに陥るが、スポーツを諦めずに陸上短距離へ転向。2年生でインターハイ出場、3年生で全国優勝し、澤井圭一からも喜ばれた。事故の経緯を走一郎に告白した際も、野球の選手生命を奪われたのは2人も同じだとなだめられる。
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