現代の人物・式神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 00:55 UTC 版)
吉川 ヤクモ(よしかわ ヤクモ) 本作の主人公。京都に住む、ごく普通の小学5年生(中盤から小学6年生)。白虎と契約、「コゲンタ」と名付ける。快活でクラスの人気者だがサボりや遅刻が多い。教科書をカバンごと忘れるなど、おっちょこちょいな面がある。口癖は「チカミチ」「バイス」。父親が元闘神士で、役割なども解っており、いつかは父のような闘神士になりたいと望んでいた。マホロバの野望を砕き、封印された父モンジュを救うため、コゲンタとともに戦いを繰り広げる。戦闘センスはかなりのもので、その腕の良さはコゲンタも認めるところ。負けず劣らず勝気な性格で、コゲンタに対しても物おじせずはっきり物をいう。闘神機が限界をむかえ名落宮に落とすも、モンジュとコゲンタに対する想いの力で「零神操機」の封印を解きコゲンタを取り戻す。マホロバを取り込み大極神の力までも手に入れたランゲツを倒すため、コゲンタや仲間たちと奮闘。十年前の父と同じく、コゲンタの命を使い撃破する。 白虎のコゲンタ(びゃっこのコゲンタ) 十年ぶりに契約された信頼を司る陽の白虎族。口が悪く短気で乱暴な性格だが、強い自信と誇りを持っており、契約者のために命を投げ出すことも厭わない。モンジュと契約していた時の名は「アカツキ」。十年前の「関西空港事件」で最凶の妖怪「百鬼夜行」を倒すためにその命を捧げている。モンジュの息子であるヤクモに特別な感情を抱いており、何としても守り抜きたいと願っている。豊穣のネネ・ルリ姉妹とは腐れ縁。闘神機をまともに扱えなかったヤクモに対し、「人間ごときが…」と悪態を吐くなど、信頼の式神とは思えない態度をとってたが、日々成長していく彼を相棒として認めるようになる。落ち込むヤクモを勇気付けたり、冷静さを失ったときは諭したりと、乱暴なだけではない信頼の式神らしい姿も多くみられる。 太極神の力を手に入れたランゲツを倒すため、十年前と同様に自分の命をぶつけヤクモにモンジュと同じ悲しみを味わわせないため、寸前で現世に留まるが、すでに肉体は限界をむかえており現世に留まっていられる間に契約を満了し、「バイス」の言葉を最後に式神界に帰還する。 吉川 モンジュ(よしかわ モンジュ) ヤクモの父親。「白虎のアカツキ」の元契約者であり、マホロバの元弟子。土行王の過去を持つ。十年前、最凶の妖怪「百鬼夜行」を倒すためにアカツキの命を犠牲にし、それ以来闘神機を封印した。息子には自分と同じ思いをさせたくないと、闘神士になることに反対していたが心の底ではなることを望んでいた。式神を同志であると考えている。闘神符の扱いが巧みで式神を倒せる実力を持つ。逆式化した元師匠によって石化の闘神符で封じられるも、決戦後解呪される。 イヅナ 太白神社の闘神巫女。刻渡りなどの秘術を使う。モンジュが封印されてしまったため、ヤクモの生活の面倒は彼女が見ている。教育係であるが、事あるごとにあしらわれるも怒ると怖い。信頼の式神にあるまじき態度をとるコゲンタをたしなめることも。 ヒトハ ヤクモの同級生の女の子。遅刻やサボりが多いヤクモに呆れる日々。 シマムラ ヤクモの同級生。
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