獣電アームズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:03 UTC 版)
「獣電戦隊キョウリュウジャー」の記事における「獣電アームズ」の解説
アームド・オンによって出現するキョウリュウジャー各自の専用装備。装備と同時に右腕全体に恐竜の背びれを模した銀色の追加装甲が装着される。 ガブティラファング レッド専用のガブティラの頭部を模した強化グローブ。ガブティラのように鋭い牙で相手に噛みつくこともできる。必殺技はガブティラ岩烈パンチ。また、ジャンプして放つガブガブ岩烈パンチも用いる。ブレイブ37ではレッドと入れ替わったピンクが使用した。 パラサショット ブラック専用の強化ハンドビームガン。パラサガンのように、高速かつ正確な射撃で敵を撃ち抜く。両サイドの刃で接近戦にも対応できる。ガブリボルバーと一緒に2丁拳銃のように使用することもある。ブレイブ16ではグリーンが使用した。また、ブレイブ37ではブラックと入れ替わったブルーが使用したが、うまく使いこなせなかった。 ステゴシールド ブルー専用の強化シールド。ステゴッチのように、強固な防御用の楯として使う以外にそれ自体を打撃武器として使うことも可能。 かなりの重量があるようでブレイブ37にてブルーと入れ替わったブラックが使用した際には余りの重さに落としてしまった。 シールドで相手に殴りかかるステゴシールドパンチや、ブーメランのように投擲するフライングステゴシールドなどの技を用いる。 ザクトルスラッシャー グリーン専用の強化クロー。ザクトルのように、鋭く研ぎ澄まされた3本の刃で敵を八つ裂きにする。ガブリカリバーもしくはフェザーエッジと合わせて二刀流で使用することもある。 ドリケランス ピンク専用の鋭い刃が付いた手持ち式強化ドリルユニット。ドリケラのように、頑強なドリルで、敵の装甲にも簡単に風穴を開ける。 ブレイブ10ではグリーンが使用した。ブレイブ37ではピンクと入れ替わったレッドが使用したがうまく使いこなせなかった。 必殺技は高速回転したドリルで敵を貫く獣電ブレイブフィニッシュ。 ケントロスパイカー 初期メンバー全員の獣電アームズを合体させたケントロサウルスのトゲの意匠を持つ強化合体ウェポンユニット。元々「ケントロスパイカー」とは、この武器の起動に用いるガーディアンズ電池の名前である。獣電池に内包されたパワーで強力な貫通能力を持つため、5人が力を合わせて使用する。ジェット噴射によるジェットブースターが付いている。 合体プロセスの中はファング、ショット、シールド、スラッシャー、ランスを直列に連結し、シールドにケントロスパイカー獣電池が挿入されることで完成する。 4人の腕車に乗ってジャンプしたレッドがケントロスパイカーを投げ飛ばして敵を貫く強力な獣電ブレイブフィニッシュ。レッドが投げたケントロスパイカーの上にゴールドが乗り、雷電残光を決めるダブルブレイブフィニッシュという技もある。 ブレイブ40ではブルーが使用し、両手に構えての突進攻撃(ノブハルわっしょいスパイカー)を行っている。 これらのアームズは後述のように部分的に合体させることも可能で、その場合はケントロスパイカー獣電池は用いず、またいずれかのキョウリュウジャーに他の仲間が武器を預ける形になる。ファングショット ガブティラファングとパラサショットを合体させた強化合体ビームガン。パラサショット以上の威力の破壊光弾を放てる。 シールドランスラッシャー ステゴシールド、ザクトルスラッシャー、ドリケランスの3つを合体させた剣型の合体強化アームズ。ブレイブ10ではグリーンがこれで斬撃無双剣を放っている。また、盾としても使用可能で、ブレイブ26ではエンドルフの強力な光線をも防ぎ、戦いを有利に運んだ。 スラッシュシールドショット パラサショット、ステゴシールド、ザクトルスラッシャーの3つを合体させた武器。光の剣を発生させて敵を斬り裂く。ブレイブファイナルでキルボレロにとどめを刺した。 ディノスグランダー ブレイブ16より使用されるようになった獣電アームズ。アームド・オンした状態でガブリボルバーに装填して使用することで、右腕の装甲が金色に代わり左腕にも同様の金色の装甲が現われ、手の甲にはデイノスクスの頭を模したバケット(左手に上あご、右手に下あご)が装着される。ガブリボルバーを持ち両手を合わせることで、ガブリボルバーを軸として高速回転し攻撃する。また、左右それぞれのアーマーの牙で攻撃することもできる。装備していた獣電アームズは他のメンバーがそのまま使用することもでき、ブレイブ16ではパラサショットをグリーンが使用している。 ディノスグランダーを装備した状態で名乗りを行う場合は「キョウリュウブラック・ディノスグランダー」のように後ろにディノスグランダーを付けて名乗っており、名乗りのポーズも通常と異なっている。 ケントロスパイカーと同じく、元々は能力の源になっているガーディアンズ電池の名前である。トリンによれば、この獣電竜は仲間の中でも最も地中を掘り進む速度を誇っていたとされる。
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