犯人、被害者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/17 22:46 UTC 版)
「マンホール (漫画)」の記事における「犯人、被害者」の解説
水野正章 自称カメラマン。謎の寄生虫事件を引き起こした張本人。「ボツワナ紀行」という写真集を出しており、その中に、謎の寄生虫に関する記述がある。1940年愛知県出身、新聞社主催のフォトコンテストで二度入選歴があり、日本風景写真協会に加盟、という経歴があるが、本当の水野正章はこの事件とは無関係の人間で、真犯人は水野正章を騙った黒川宏という男であった。黒川宏は北海道立生物研究所の元研究員で、田村雅樹によっていたずらをされた少女の祖父でもある。変わり果てた孫娘を引き取って献身的に介護していたところに、田村から事件の詳細を記録したテープを送りつけられ、それを見てしまう。以降彼は凄まじいまでの意志を以って復讐、ひいては社会の浄化を目指すようになる。その時に水野正章の記した「ボツワナ紀行」で新種の寄生虫に関する記述を見つけ、それを利用することを考え付いた。 堀川義人 無職の男性、32歳。笹原中央商店街の路上に全裸で出現し、雨宮洋一に血を吐いた後、押し倒されて死亡。白濁した右目から謎の寄生虫が検出される。ギャンブル中毒で両親に暴力を振るっており、困り果てた両親は水野正章の紹介する『施設』に彼を送り込んだ。 雨宮洋一 大学生、20歳。笹原中央商店街の路上で堀川に吐血され、パニックに陥って彼を押し倒す。翌日事情聴取として警察署に赴くが、その途中で突如不可解な言動を取り出し、警察署を抜け出すが、署の前で車に跳ねられて死亡。砕け散った遺体から謎の寄生虫が検出される。 関口美香 大学生。雨宮洋一の同棲相手。雨宮の頬についていた血を舐めてしまい、自らも寄生虫に感染する。彼女の部屋にアロワナが飼われていたことから事件はさらに広まりを見せる。 田村雅樹 無職の男性、26歳。井上が捜査した『マンホール』から這い出て堀川と同様に全裸で市内を彷徨っていたところを女子中学生が発見。逃げるその女子中学生を追って彼女の家に侵入し、警察に保護される。高校卒業後アニメーションの専門学校に通っていたが、4年前に笹原市内で当時小学五年生の女子児童を車に連れ込んでいたずらをする事件を引き起こしている。
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犯人・被害者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 10:19 UTC 版)
「福岡美容師バラバラ殺人事件」の記事における「犯人・被害者」の解説
当初、被害者の身元がなかなか判明しなかったが、3月7日に家族の行方不明者捜索願により福岡市博多区内の美容室に勤める女性美容師(当時30歳)と判明した。被害者の交友関係により、被害者の上司であった女(当時38歳)が捜査線に浮上し、3月15日に逮捕された。逮捕の決め手は、遺棄されていた左手首を包んであった広告紙の配布範囲が犯人宅の周辺地域に限られ、少ない発行部数だったことや、犯人が遺体の運搬の際に通過した高速道路の通行券から犯人の指紋が検出されたことによる。 動機は犯人の女が自分と不倫していた男性と被害者との関係を一方的に邪推した末の犯行であった。 1999年9月3日、最高裁で殺人・死体損壊・死体遺棄の罪で懲役16年が確定。
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