犬川荘助とは? わかりやすく解説

犬川荘助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 02:40 UTC 版)

南総里見八犬伝の登場人物」の記事における「犬川荘助」の解説

犬川 荘助 義任いぬかわ そうすけ よしとう) 義の珠を持つ。背中牡丹の痣。 長禄3年1459年12月1日伊豆生まれ幼名は荘之助。父親北条荘官犬川衛二則任。「荘介」の表記もある。 寛正6年1465年)、父が主君足利政知(→史実足利政知)の勘気触れて切腹里見家仕官している母の従兄蜑崎輝武頼ってとともに安房国に向かうが、その途中大塚母親が行倒れる。以来大塚家の下男として酷使され忍従日々送っていた。下男としての名は額(がくぞう)。 文明2年1470年)、12歳のときに大塚家に引き取られ信乃世話役監視役としてつけられる信乃ははじめ荘助に心を許さなかったが、信乃自分と同じ痣と珠を持っていることを知った荘助は、出自明かして義兄弟契りを結ぶ蟇六夫婦の手前、表向きよそよそしく振る舞ったが、密かに信乃武芸競い、その書籍学んだ文明10年1478年6月、許我に旅立つ信乃見送った帰り円塚山で犬山道節遭遇大塚に戻ると主人蟇六夫婦陣代上宮六らに殺されており、額主人の仇を討つこととなった捕らえられた額主人殺し罪を着せられ処刑されかけるが、信乃小文吾・現八に救出される十条兄弟犠牲払い荒芽山目指しての逃避行の中で下男としての「額」の名を捨て武士として「犬川荘助義任」と名乗り改める。 荒芽山離散ののち、越後では小文吾と再会してその危機を救う。越後治め箙大刀自捕らえられるが、賢臣稲戸津衛救われる。津衛は堀越公方家の旧臣であり、荘助の父・衛二と縁故があった。 対管領戦では小文とともに行徳口を防衛長尾家軍勢率い稲戸津衛対陣するが、三舎避けて恩に報いたまた、扇谷家重臣大塚領主である大石憲重を捕らえている。戦後は小長狭城主となり、里見家二女・城之戸姫(1467年 - ?)と結婚した。城之戸姫との間に一男二女儲ける(犬川荘助則任(妻に犬塚信乃の娘、子に犬川荘助(三世))、娘(大塚番匠戍郷の妻)、娘(十一郎照文の孫と結婚)の三人)。 八犬士随一苦労人見なされる

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犬川荘助(いぬかわそうすけ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/09 08:45 UTC 版)

八犬士」の記事における「犬川荘助(いぬかわそうすけ)」の解説

信乃浜路幼馴染使い手蟇六下男

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犬川 荘助(いぬかわ そうすけ)(声:草尾毅)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 09:05 UTC 版)

里見☆八犬伝」の記事における「犬川 荘助(いぬかわ そうすけ)(声:草尾毅)」の解説

最初に信乃仲間となった「義」の士。名篠の」の使い手体内大量に収納してある。骨董屋曰く一文価値もない」)。玉梓の子だったが、伏姫の術により人間に。その後犬川家のおばあさん預けられる長い間妖怪退治の旅を続けていたため、おばあさんには死んだ思われていた。アタマは非常に悪く、がさつでお調子者だが、としての使命感異常に強く仲間思いのところもある。女装が得意(だと本人思い込んでいる)。軟体動物のような異常にやわらかい体を持ち刃物や矢で刺されたりしても平気。その上なんでも飲み込めるため、体内様々な荷物収納しており、士たちの荷物袋がわりにもなっている。必殺技天地空破斬」はかなりの威力持ち連発も可能。

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犬川 荘助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 10:36 UTC 版)

戦国甲子園〜九犬士伝説〜」の記事における「犬川 荘助」の解説

背番号「智」。1番ショート

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犬川 荘助(いぬかわ そうすけ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 08:00 UTC 版)

里見☆八犬伝REBOOT」の記事における「犬川 荘助(いぬかわ そうすけ)」の解説

妖怪軍と戦う信乃前に現れ青年。「義」の士。字の位置は右の肩甲骨付近

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