特殊な路線型態区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/03 15:05 UTC 版)
聯営バス路線において同一路線番号を使用しているにも関わらず、運行区間が異なる路線が数多く存在する。通常うち1路線を正線として選定し、番号を赤色文字で表示する(このため「赤線」と呼称されることがある)。その他路線番号が同一で運行区間が異なる路線はその特性により種別区分され、番号幕若しくはフロントガラス等に表示される。 路線種別: 区間車:正線の一部分のみを運行し、原則的に利用の多い区間に設定され番号は緑色文字で表示される。二段票(2区間運賃)以上の路線における区間車の分段点或いは分段緩衝区は正線と同一である。例:260(正線)は「陽明山-東園」;260(区間車)は「陽明山-台北駅」。 副線(緑線/青線):通常は正線とある程度以上の差異があり、番号は多くのケースにおいて緑色又は青色文字で表示される(このため「緑線」、「青線」、或いは直接主要運行道路の名称を付加して呼称される)。この種の路線は本来の正線を離れ、独立した番号に改番されることがある。例1:245(裕民路副線)及び245(正線)は過去においていずれも「徳霖学院—台北」(現在正線は台北市政府まで路線延長)であったが、副線は裕民路を経由し正線とは異なる;その他土城市明徳路東段を迂回運行する245(青山線)が存在。現在245(裕民路副線)は656に、245(青山線)は657にそれぞれ改番されている。 例2:605には副線(重陽路経由)及び新台五線(新台五路経由)が同時に存在。 例3:643(錦繍—復興北村)は642(副線)の改番により誕生したもので、路線は改番前より642(正線、青潭—復興北村)とは差異がある。副線が正線から離脱し、改番されたその他の例:650/647、656及び657/245、909/906等。 直達車:直行車とも称し、正線に比べてバイパス等所要時間の短い道路を経由したり、冗長経路が少ない路線。例1:214直達車(中和—国医中心)永和地区において概ね永和路を直行する;正線は竹林路・中正路等道路を迂回する。 例2:212直行車「212直行忠孝東路」線は完全に忠孝東・西路を直行し、正線は南港路・向陽路・永吉路等を迂回する。 左線・右線:運行する道路や方向により異なる路線として区分される。路線判別上の困難を容易に引き起こすため、現在残るのは緑2及び猫空遊園バス左・右線のみである。例:672は過去において「254左線」;254は「254右線」と称した。 快速バス:バイパス道路や高速道路を走行する路線。900番台路線(902、902区、903は除く)および副線形式(起終点が正線とほぼ差がない)の快速バスを含む。例:605快速バス(汐止 - 台北駅)環東大道・国道一号(中山高速道路)を走行し、副線型式の快速バス。 夜間バス:通常運行が終了した後に発車時刻固定で運行されるバスで、通常便数は少なく1区間あたりの運賃は通常時間に比べ高くなっており、目下通常の運行時間を延長した形の路線のみとなっている。目下夜間バスサービスが提供されている路線:39、212直行忠孝東路、220、236、265、287。 路線番号色の特例: 232:路線調整を経て正線が232,副線が232となっている。 紅15:2004年~2007年において正副両線に分割された後、正線は元来の路線との重複が少なかったため紅15と表示;副線は元来の路線との重複が多かったため紅15と表示。 311:早期において311(正線)、311(緑線)、311(藍線)の3路線に分かれていたが、後に311の初期路線(汐止—中和;汐止大同路経由)が短縮の上668に改番され(汐止—公館[要曖昧さ回避])た。路線番号の振りなおし計画により311は汐止新台五路経由に改められ、その後路線短縮の上675に改番された(汐止—公館)。311(汐止—松江路;東湖経由)は既に711へと改番されている。このため現在も残るのは311(中和—松山;永福橋経由)のみであるが、正線ではない。 216:正線が運行停止となったため、区間車が216となっている(フロントLED式路線番号表示機)及び216(アクリル路線番号板);副線は216副(フロントLED式路線番号表示機)及び216(アクリル路線番号板)。 262全区間車:大有バスによって運営される262系統の一部に使用される車両は元来262区系統にて使用されていたものであったが、大有バスの262区は2009年2月末に運行停止となり、車両を改造せずそのまま使用したため現在全区間車は2種類の色で表示されている;[徳霖学院262民生社区]及び[徳霖学院262民生社区]。
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特殊な路線型態区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 06:15 UTC 版)
「台北市市区公車」の記事における「特殊な路線型態区分」の解説
聯営バス路線において同一路線番号を使用しているにも関わらず、運行区間が異なる路線が数多く存在する。通常うち1路線を正線として選定し、番号を赤色文字で表示する(このため「赤線」と呼称されることがある)。その他路線番号が同一で運行区間が異なる路線はその特性により種別区分され、番号幕若しくはフロントガラス等に表示される。 路線種別: 区間車:正線の一部分のみを運行し、原則的に利用の多い区間に設定され番号は緑色文字で表示される。二段票(2区間運賃)以上の路線における区間車の分段点或いは分段緩衝区は正線と同一である。例:260(正線)は「陽明山-東園」;260(区間車)は「陽明山-台北駅」。 副線(緑線/青線):通常は正線とある程度以上の差異があり、番号は多くのケースにおいて緑色又は青色文字で表示される(このため「緑線」、「青線」、或いは直接主要運行道路の名称を付加して呼称される)。この種の路線は本来の正線を離れ、独立した番号に改番されることがある。例1:245(裕民路副線)及び245(正線)は過去においていずれも「徳霖学院—台北」(現在正線は台北市政府まで路線延長)であったが、副線は裕民路を経由し正線とは異なる;その他土城市明徳路東段を迂回運行する245(青山線)が存在。現在245(裕民路副線)は656に、245(青山線)は657にそれぞれ改番されている。 例2:605には副線(重陽路経由)及び新台五線(新台五路経由)が同時に存在。 例3:643(錦繍—復興北村)は642(副線)の改番により誕生したもので、路線は改番前より642(正線、青潭—復興北村)とは差異がある。 なお、642(正線)は松江新生幹線に改番されている。副線が正線から離脱し、改番されたその他の例:650/647、656及び657/245、909/906等。 直達車:直行車とも称し、正線に比べてバイパス等所要時間の短い道路を経由したり、冗長経路が少ない路線。例1:214直達車(中和—国医中心)永和地区において概ね永和路を直行する;正線は竹林路・中正路等道路を迂回する。 例2:212直行車「212直行忠孝東路」線は完全に忠孝東・西路を直行し、正線は南港路・向陽路・永吉路等を迂回する。 例3:2017年7月以降の21は、2017年7月の幹線バス再編に関係して、21(直達車)が正線に変更されたものである。同時に、それ以前の正線は287(区間車)に編入された。 左線・右線:運行する道路や方向により異なる路線として区分される。路線判別上の困難を容易に引き起こすため、現在残るのは緑2及び猫空遊園バス左・右線のみである。例:672は過去において「254左線」;254は「254右線」と称した。 快速バス:バイパス道路や高速道路を走行する路線。900番台路線(902、902区、903は除く)および副線形式(起終点が正線とほぼ差がない)の快速バスを含む。例:605快速バス(汐止 - 台北駅)環東大道・国道一号(中山高速道路)を走行し、副線型式の快速バス。 夜間バス:通常運行が終了した後に発車時刻固定で運行されるバスで、通常便数は少なく1区間あたりの運賃は通常時間に比べ高くなっており、目下通常の運行時間を延長した形の路線のみとなっている。目下夜間バスサービスが提供されている路線:39、212直行忠孝東路、220、236、265、内湖幹線。 路線番号色の特例: 232:路線調整を経て正線が232,副線が232となっている。 紅15:2004年~2007年において正副両線に分割された後、正線は元来の路線との重複が少なかったため紅15と表示;副線は元来の路線との重複が多かったため紅15と表示。 311:早期において311(正線)、311(緑線)、311(藍線)の3路線に分かれていたが、後に311の初期路線(汐止—中和;汐止大同路経由)が短縮の上668に改番され(汐止—公館[要曖昧さ回避])た。路線番号の振りなおし計画により311は汐止新台五路経由に改められ、その後路線短縮の上675に改番された(汐止—公館)。311(汐止—松江路;東湖経由)は既に711へと改番されている。このため現在も残るのは311(中和—松山;永福橋経由)のみであるが、正線ではない。 216:正線が運行停止となったため、区間車が216となっている(フロントLED式路線番号表示機)及び216(アクリル路線番号板);副線は216副(フロントLED式路線番号表示機)及び216(アクリル路線番号板)。 262全区間車:大有バスによって運営される262系統の一部に使用される車両は元来262区系統にて使用されていたものであったが、大有バスの262区は2009年2月末に運行停止となり、車両を改造せずそのまま使用したため現在全区間車は2種類の色で表示されている;[徳霖学院262民生社区]及び[徳霖学院262民生社区]。
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