東路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 04:59 UTC 版)
瀋陽故宮の中でも最も古くから建てられた主にヌルハチ時代の建物で、主な建物に大政殿や十王亭がある。ホンタイジの時代には、行事の時しか使われないようになった。 大政殿は東路の正殿で八角形をしており、世界唯一の建築様式で、移動式テント・ゲルを真似ている。正面の2つの柱には、皇帝の象徴の金の龍が絡み付いている。 十王亭は右大臣に相当する右翼王と左大臣に相当する左翼王の執務室と八旗それぞれの建物それぞれ10の建物で、大政殿前の広場の左右にある。 大政殿(amba dasan i diyan):帳殿式という独特な建築様式が採用されており、満洲の特色がもっとも濃厚な建物である。また、清朝初期の皇帝が重大な式典を執り行った場所で、宮殿群における主要建築となっている。 十王亭左翼王亭 右翼王亭 八旗亭鑲黄旗亭 正黄旗亭 正白旗亭 正紅旗亭 鑲白旗亭 鑲紅旗亭 正藍旗亭 鑲藍旗亭
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