燕弁天流関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 16:44 UTC 版)
燕 つばさ(つばめ つばさ) 声 - 牧野由依 高校2年生の17歳。みずがめ座。O型。T:147cm B:82 W:52 H:83。 燕弁天流(つばめべんてんりゅう)次期当主。武術家としての生活にうんざりしており、普通の生活に憧れている。そのため鷺ノ宮の刺客になることを口実に街へ降りてきたがあくまで方便であり、与一とはすぐに友達になっている。その後、刺客の口実がなくなってからはアンジェラとラーメン屋・アサミガワ亭(アサミガワてい)でバイトしている。「ぴゃ」や「あぴゃー」、「ぴゃーい」が口癖。 性格は良く、あやめを鷲津をめぐる恋のライバルと思いながらも、嫉妬をせずに友達でいようとするなど分け隔てなく接する優しさを持つが、普通でいたいがためとはいえ、自分の都合で家の跡継ぎ問題を反故にしようとして家族に迷惑をかけるなど、少々独りよがりな一面もあった(最終的に、つばさも自分の非を認め、直接家族に謝りに行って、丸く収まった)。 武術は嫌いだが、幼い頃からアンジェラに強引に鍛えられた結果、自分の意思とは裏腹に高い武術の腕前を持っている。意識して、それを使うことはないが他人に裸や下着姿などの恥ずかしい姿を見られると理性が吹っ飛んでしまい、本人の意思に反して周囲を攻撃してしまう(ようにアンジェラに調教されている)。またアンジェラの監視をかいくぐる変わり身の術も得意。マンガ版では下着姿で武術を使う(使えるようになる)がアニメ版ではボンデージ風になっている。 街に降りてから初めて普通に声をかけられた鷲津に惚れている。鷲津を美化しており、しばしば少女漫画のような妄想をする(アニメ版では「つばさビジョン」という演出になる)。 鷲津のことを「あの方」と呼んでいるが、与一たちには鷲津であることを知らない。 数々の偶然の中、いぶきと同様、鷲津とあやめが結ばれていると勘違いしている。 エンビとルシフェルとの一件で、いったん里に戻り、燕弁天流次期当主の座を妹であるエンビに譲り、自他共に認める普通の生活を送れるようになった。 燕 エンビ (つばめ エンビ) 燕弁天流次期当主(つばさが次期当主の座を譲ったため)。街に降りた姉であるつばさが心配で侍女のルシフェルとともに街に出てくる。山暮らしなのに蜘蛛が苦手である。 暗器の使い手であり、その腕前は姉のつばさ以上で燕弁天流史上最強の使い手とされる。 山暮らしが長かったせいか、街の生活には非常に疎い。 口癖は「びゃー!!」・「おしりペンペンじゃ」である。 姉である「つばさ」のことを「つーたん」と呼ぶ。 鷹司 アンジェラ(たかつかさ アンジェラ) 声 - 生天目仁美 16歳。?座。?型。身長175㎝。 本作のヒロインの1人。燕家侍女。グラマーでクールな女の子。常にチャイナ服を身にまとっている。爪状の暗器を爪に装備して攻撃を行う他、隠れ蓑も使える。 最初は燕弁天流再興のため鷺ノ宮の刺客として与一を倒すため現れたが、仕留めることが出来ず、与一に説得され改心する。その後つばさとラーメン屋でバイトしている。与一と最初の決闘の際に服が破れた時はマンガ版では下着姿だったが、アニメ版ではつばさと同じボンデージ姿で与一と戦っている。 非常に容姿がきれいなので芸能界からスカウトされた。 与一を夜襲した一件にて彼に体を触られたことや、前述の説得が切っ掛けで与一に好意を持っていて、彼の前だと取り乱すことが多い。それまで武道一筋であったため、そんな自分の感情に戸惑っている。初期は与一に好意を抱いていたあやめと張り合っていたが、今ではそれが恋だと気づきあやめに一歩遅れをとっている。 色恋沙汰には非常に疎くつばさから恋愛することや普通の女の子の服装をすることを勧められているが、本人は困惑気味である。 『ハルポリッシュ』にもゲスト出演している。 鷹司 ルシフェル(たかつかさ ルシフェル) 燕家侍女。アンジェラの姉。妹のアンジェラに負けず劣らずのグラマーな女性だが、本人にその自覚はない。アンジェラ同様常に黒色のチャイナ服と白色のストッキングを身にまとっている。暗器は爪。与一とつばさをかけて決闘を行うが与一に負ける(アンジェラにわざと負けたと思われているが、本意は不明)。妹が与一に好意を持っていることはお見通しだった。与一との決闘の際に服が破れてしまったが、いつの間にかアンジェラの知らぬ間に黒色のチャイナ服を着ていた。 何事にも器用で見よう見まねでアンジェラの働くラーメン屋の味、店の切り盛りまで覚えてしまった(単行本8巻にて)。 燕弁天流の手練れで、最強と呼ばれるだけあって一瞬の間合いで初対面の与一の間合いに入り込んで手刀で一瞬ではあるが与一の気を失わせた。 飄々とした性格だが一般常識を弁えているだけに羞恥心もあり、そこを突かれるのが一種の弱点であり、妹に唯一負けている一面とも言える。
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