湖南追撃戦とは? わかりやすく解説

湖南追撃戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 09:49 UTC 版)

寧漢戦争」の記事における「湖南追撃戦」の解説

11月20日唐軍長沙に第4集団軍弁事処(12月20日湖南臨時軍事委員会と改称)を設置李品仙何鍵劉興常務委員就任21日、何、劉は湖北省政府主席周斕会議開き部隊立て直し図った。その一方で李品仙廖磊広西省出身何鍵白崇禧同期保定3期であったため、桂軍との衝突望んでおらず、琪(中国語版)を長沙2度派遣した12月29日琪は2度目派遣で以下の和解策を提示したその1李品仙らは李宗仁白崇禧軍事連携行い命令を受ける。 その2李品仙らは広東征伐し黄紹竑助け、あるいは1、2個軍を武漢派遣するその3:党や国の一切主張に対しては、李宗仁白崇禧同調する。 しかし、桂軍程潜武力解決決心しており、白崇禧総指揮とする西征軍1928年1月1日をもって湖南省への進軍開始した1月15日西征軍総攻撃開始東路西路分け、以下のように展開した西征軍東路第7軍第19軍主力となり平江第8軍右翼叩き第6軍13軍、第44軍が岳州(現湖南省岳陽市付近)へ進軍第6軍 - 軍長程潜1月18日より参加第7軍 - 軍長夏威 第13軍 - 軍長陳嘉祐 第18軍 - 軍長:胡宗鋒 第44軍 - 軍長葉開鑫(1月投降西路:第30軍、第2軍、第43軍は津市澧県安郷攻め第3軍第9軍醴陵瀏陽株洲進軍し退路絶つ第2軍 - 軍長魯滌平、副軍長:張輝瓚第4師 - 師長王捷俊 第6師 - 師長:戴岳 第19師(2月22日、第23師に改称) - 師長耀43軍 - 軍長李燊30軍 - 軍長魏益三第1師(2月25日、第103師に再編) 第2師(2月25日、第104師に再編第3師(2月25日、第105師に再編第3軍 - 軍長:王均 第9軍 - 軍長金漢武漢政府第35軍 - 軍長何鍵津市澧県安郷防衛 第17軍 - 軍長周斕11月21日新編~)、予備第8軍 - 軍長李品仙平江瀏陽防衛独立師団予備第18軍 - 軍長琪(中国語版)第1師 - 師長廖磊 第36軍 - 軍長劉興 この時に下野していた蒋介石11月22日帰国しており、後ろ盾得た李品仙何鍵劉興周斕1月5日隷下部隊将兵に「擁蒋反白」の通電発した1月9日唐生智連合し勢力増強しつつある新広西派へ打撃準備していた。 15日葉開鑫の第44軍は海軍第2艦隊連携して岳州長江のほとりにある城陵磯(中国語版)を攻撃程潜第6軍17日岳州攻略した。しかし、葉開鑫はその過程唐生智蒋介石投降し21日蒋介石より桂軍打倒の密電を受ける。第44軍は第6軍右翼を、李品仙第8軍背後急襲した第6軍重大な打撃を受け、壊乱状態に陥った白崇禧は緊急電武漢政府発し二つ救援策を提出しその内容は「第1は全軍呼び戻し葉開鑫の部隊攻撃し武漢防衛する。第2は葉開鑫にはかまわず全軍正面敵軍防衛線を突破し唐生智総司令部のある湖南省長沙攻略する。」というものだった当時武漢にいた南京政府李烈鈞譚延闓、何応鈞ら高官は皆第一案を取るよう主張したが、桂軍首領李宗仁第二案採用堅持した。これにより、白崇禧は自ら軍を率いて南下し1月25日長沙占領35軍と18軍は常徳に、第36軍と8軍は衡陽逃げ込んだ7日衡山8日衡陽などの湖南省の重要拠点連破した。李品仙劉興周斕連名白崇禧電報停戦求めた。しかし、桂軍は更に進軍続け宝慶占領三軍新化漵浦まで追い詰められた。唐生智部隊再起不能となり大敗した3月3日李品仙白崇禧と、琪は程潜会見して南京政府擁護表明し南京政府による改編受け入れることを願った4日李品仙琪、何鍵電報北伐への参加表明寧漢戦争新広西派主力とする南京政府勝利終わった

※この「湖南追撃戦」の解説は、「寧漢戦争」の解説の一部です。
「湖南追撃戦」を含む「寧漢戦争」の記事については、「寧漢戦争」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「湖南追撃戦」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「湖南追撃戦」の関連用語

湖南追撃戦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



湖南追撃戦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの寧漢戦争 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS