湖名についてとは? わかりやすく解説

湖名について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 21:59 UTC 版)

レマン湖」の記事における「湖名について」の解説

レマン湖の名前は、紀元前50年にはすでに文書中に見られるが、もともとはギリシア語の「lemanè limnè」または 「lemanos limnè」であった。この名は、紀元前58年にこの地域ヘルウェティイ族戦争をしたカエサルが、著書ガリア戦記』においてラテン語で「レマンヌス湖」(lacus Lemannus)という呼称使ったことによって広まった。また後には「lacu lausonio」(ローザンヌ湖)という名称も使われた。 その後ジュネーヴ国際的に知られるようになり、「lac de Genève」「Lake Geneva」(ジュネーヴ湖)も16世紀頃から使われるようになったその後lac de Lausanne」(ローザンヌ湖)の名称は消えサヴォワ地域ヴォー地域ヴァレー地域人々は「lacman」(レマン湖と言う名を採用し今日に至る。「レマン」の名は、この地域総称で、特に宗教改革の時代「光の世紀le siècle des Lumières)」や、フランス革命から第一帝政の頃に、ルソーヴォルテールによって使われ定着した。 現在では、英語、イタリア語ドイツ語ではジュネーヴ湖(英: Lake Geneva、伊: Lago di Ginevra、独: Genfersee)と言う名称が一般的であるが、日本語ではこの地域言語フランス語のっとってレマン湖という名前を使うのが一般的である。

※この「湖名について」の解説は、「レマン湖」の解説の一部です。
「湖名について」を含む「レマン湖」の記事については、「レマン湖」の概要を参照ください。

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