死神天使団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 05:32 UTC 版)
堕悪霊(ダークレイ)<先代> 死神で上位神の一人。黄泉の国を統べる、死神天使団の長でもある。黒姫の記憶と“愛”を奪った張本人の一人。とあることが原因で黒姫が善と悪の心を持っていることを知り、分離するよう争怒に命令した。左目以外の整った顔立ちと冷酷で残忍かつ威厳に満ちた態度や風格から争怒や夜叉姫に想いを寄せられる。黒姫から分離した白姫を純粋で無垢な女神として気に入っており、自分の傍らに置いていた。 偉宮土から神殺しの罪で黒姫抹殺の命を受け降臨し、白姫に黒姫の封印をさせ姫子(黒姫)と零を無数の亡者に襲わせた。白姫処刑後は封印が解けた黒姫と死闘を繰り広げるが黒姫と零の連携攻撃で本体の頭部のみとなる。零の魂を人質にし、さらには部下の死神天使団を瀕死に負わせた。黒姫を追い詰めて弄ぶが、結果的には黒姫に倒される。 その後、死者の一人として黄泉に落とされる。夜叉姫の好意を利用して復活し、黒姫に復讐を果たそうとしたが、最期は見切られた夜叉姫に潰され消滅する。 争怒(ソード) 死神天使団団長。剣(ソード)になって、堕悪霊の武器となる。黒姫の記憶と“愛”を奪った張本人の一人で、かつて堕悪霊の命令で黒姫を切り裂き、白姫と分離させたこともあり、黒姫とは因縁が深い。当初は高飛車な態度で黒姫を見下していたが、再登場した時は感情的な性格になっている。また死神天使団のメンバーの中では最も堕悪霊を愛しており、白姫に嫉妬していた。 とある件から鬼丸団を利用して抹殺を目論むが完全に呪いが解けた黒姫によって失敗に終わる。その後仲間と共に黒姫と戦ったがほどなく死神・堕悪霊が降臨してしまい、亡者の指揮を取った。白姫の死後は黒姫が封印から解け、自らも堕悪霊の武器として黒姫と戦ったが、黒姫の魔砲弾を撃たれ、堕悪霊によって瀕死を負わされる。その後死神天使団の仲間達によって残り少ない命を託され一命を取り留め、堕悪霊のある発言から攻撃してしまった。堕悪霊を亡くした後の彼女については、黒姫討伐団を参照。 冥子(メイス) 死神天使団。戦棍(メイス)になって、堕悪霊の武器となる。クールな性格でところどころで争怒に退却を諭したり、死神天使団の権限を優先するなど冷静的である。その後は堕悪霊の武器として黒姫と戦ったが、争怒同様偽我弾を撃ち込まれ黒姫になり、堕悪霊によって瀕死を負わされる。最期は残り少ない命を争怒に託して死んだ。 悪子(アクス) 死神天使団。戦斧(アクス)になって、堕悪霊の武器となる。余裕で攻撃を仕掛けてくる黒姫に対して零を人質に取り、攻撃させないようにした。その後は堕悪霊の武器として黒姫と戦ったが、争怒同様偽我弾を撃ち込まれ黒姫になり、堕悪霊によって瀕死を負わされる。最期は残り少ない命を争怒に託して死んだ。 犯魔(ハンマー) 死神天使団。鎖付きの鉄球(ハンマー)になって、堕悪霊の武器となる。唯一左目が前髪で隠れている。自分達の独断で黒姫を殺めたら堕悪霊にも罰が下るのではないかと心配していた。その後は堕悪霊の武器として黒姫と戦ったが、争怒同様偽我弾を撃ち込まれ黒姫になり、堕悪霊によって瀕死を負わされる。最期は残り少ない命を争怒に託して死んだ。 蛇牙(ダガー) 死神天使団。短剣(ダガー)になって、堕悪霊の武器となる。飄々としている。生き人には直接手を下せないため「あの手」を考案する。その後は堕悪霊の武器として黒姫と戦ったが、争怒同様偽我弾を撃ち込まれ黒姫になり、堕悪霊によって瀕死を負わされる。最期は残り少ない命を争怒に託して死んだ。 乱子(ランス) 死神天使団。槍(ランス)になって、堕悪霊の武器となる。容姿は思春期くらいの少女で無邪気かつ小悪魔的な性格。「あの手」が大好きで零のような年頃の男の子を専門にしている、本人によると零の純情な性格はかわいいらしい。その後は堕悪霊の武器として黒姫と戦ったが、争怒同様偽我弾を撃ち込まれ黒姫になり、堕悪霊によって瀕死を負わされる。最期は残り少ない命を争怒に託して死んだ。 死神天使の僕 死神天使の足に接吻をすること(服従を意味する)でコブラのような姿に変えられる。意識は奪われ死神天使の命令で動く、牙は非常に猛毒で噛まれればすぐに毒が回り死に至る。本来生きている人間を殺すことができない死神天使団はこの僕を利用して殺すらしい。桜化身弾で元に戻ることが可能。亡者に襲われることもなく血の川に入っても無害。白姫曰く「この世とあの世を境に生きる霊獣で亡者と同等の存在」。現在鬼丸は一応この姿になっている。
※この「死神天使団」の解説は、「魔砲使い黒姫」の解説の一部です。
「死神天使団」を含む「魔砲使い黒姫」の記事については、「魔砲使い黒姫」の概要を参照ください。
- 死神天使団のページへのリンク