武装・デザインなど
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 03:42 UTC 版)
「クイーン・エメラルダス号」の記事における「武装・デザインなど」の解説
船体諸元クイーン・エメラルダス号 種別 海賊船(『わが青春のアルカディア』冒頭では商業船として登場) 全長 480m (『わが青春のアルカディア』の設定では338m) 全幅 55m 全高 80m 推進エンジン 重力波エンジン×1補助用熱核エンジン×4 制作者 不明(原作漫画では制作者についての言及は無いが、別作での設定では高い文明を持っていた者たちが作り出したものという説明がある) 所有者 ゾナラーナ → エメラルダス(『エメラルダス』漫画版の設定) 主な武装など ■上部側の武装船首ビーム砲×1(*)(『エメラルダス』漫画版の武装) 側面全周ティラプタ(**)機関砲(数不明)1回で数十ターケットを攻撃可能(『エメラルダス』OVA) ミサイル発射装置多数(数不明)(『エメラルダス』OVA、『宇宙交響詩メーテル』などでの武装) (謎の)3連砲(『エメラルダス』OVA) その他 ■下部キャビン側の武装 側面ディスラプタ(**)砲×32(『わが青春のアルカディア』の設定では粒子ビーム砲×16) ■全体機能 シールド(フォースフィールド)機能 ステルス機能 (*)空間破壊砲、重核子砲、反物質砲といった噂はあるが、原理の詳細は謎(**) 1門で波動砲と同等以上の破壊力との噂だが原理等は謎 ※ここでは主に『エメラルダス』、『999』劇場版などに登場したタイプの設定を元に記す(右記諸元も同様)。 飛行船の気嚢に似たデザインの上部エンジンが船体の大部分を占め、下部にある操縦室に相当する部分は大航海時代の帆船を彷彿とさせるゴンドラ式キャビンとなっており、その舳先には女神像の装飾が施されている。キャビン側面には粒子ビーム砲が配置され、船尾には赤地に白抜きの髑髏が描かれた旗を掲げている。妨害電波を出しているため、肉眼で確認できる距離まで近づかない限りその姿を見ることはできず、見た者は死ぬという。 『999』劇場アニメ版では、エンジンには青系の色で迷彩塗装が施され、航行中はライトアップにより各部を点滅させることもでき、1998年に製作されたOVAではエンジンからミサイルを多数放ったり、全方位に向けて幾筋ものビームを放つなど、ウェポンコンテナとしての役割も果たしている。このエンジン正面側の先端にはドクロのマークがあり、そこからビームを放って敵艦などを破壊することが多い。なお、OVAや『ニーベルングの指環』ではここが操縦室となっており、髑髏の目の部分から外を一望できる。なお、上部船体の後部、キャビン後方に艦載機発進口がある。 原作版ではエンジンの左右側面の中央あたりに、白い髑髏が中に描かれた赤いハート(♥)のマークがある。『999』劇場アニメ版のものではこのハートのマークがダイヤ(◆)になり、エンジン後部のデザインも円錐状に伸びた形に変更され、OVAでも同様のデザインとなっている。 劇場アニメ『わが青春のアルカディア』でのトチローの弁によると、耐熱温度ではアルカディア号にわずかに劣るとされている。続編となるTVシリーズ『無限軌道SSX』やOVAでは、バリアを展開して敵の攻撃を無効化することも可能。また、『エメラルダス』OVAではステルス機能を有している。 999号同様にコンピューターによる人工知能を搭載しており、自我を持っている。トチロー曰く「疑り深い」性格らしく、エメラルダスが乗船を許した彼を試すためにわざと故障した振りをしたり、トチローが船の設計者について思いを馳せる場面では設計者のことを思い出し、船体を震わせるという感情表現もしている。初期には、エメラルダス号はエメラルダス以外を乗せるのを嫌い、エメラルダスもそうしなかった(『999』での初登場の際もエメラルダス以外はアンドロイドが働いていた)という設定があった。 『松本零士999 〜Story of Galaxy Express 999〜』の記述では、その巨体と威圧感から、エメラルダス号が舞い降りて街に漆黒の影を落とすと、大国でも戦わずして降伏すると言われる。
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