槍の勇者のやり直し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:42 UTC 版)
「盾の勇者の成り上がり」の記事における「槍の勇者のやり直し」の解説
槍の勇者で登場するキャラクターたち。ループした元康が育てたフィロリアルたち。クロ以外の命名は尚文。元康は卵の状態でも区別が付くため、ループするたびに可能な限り手に入れている。 ユキ・サクラ・コウの三羽はフィトリアの試練を受けて後継候補に選ばれているが、その後も元康が限度なしに卵を買い漁った結果として最終的にはそのほとんどがキング、クイーンで構成される「フィロリアル軍団」となる。 クロ 最初のループ(2周目)で、元康が魔物商から購入・孵化させた黒色のフィロリアル・キング。元康のことを「もと」尚文を「なお」と呼ぶ。漫画版1巻書き下ろし小説とWeb版によると重度の厨二病。錬やキールと仲良くなるが、知り合う時期によっては錬から黒歴史扱いされる。 元康からの呼称は「クロちゃん」。尚文には安直といわれたが、元康の命名では一番無難だった。オスなのにちゃん付けであったが、漫画版にて男の娘だと明らかになっている。 『盾の勇者の成り上がり』4巻収録の短編にも、とある牧場で飼われているフィロリアル「ブラックサンダー」の名で登場しており、正体を隠したフィトリアに言い寄って蹴り飛ばされている。 ユキ 声 - 和氣あず未 シルトヴェルト編(5周目)で元康が孵化させた白色のフィロリアル・クイーン。元康のことを「元康様」尚文を「ナオフミ様」と呼ぶ。リーダー的存在で、サクラ、コウだけではなく、元康が買い漁った卵から生まれたフィロリアルたちの指揮も執るようになる。元来、能天気で自分のやりたいことしかやらないフィロリアルの中でも利益と不利益を差し引きした上での判断を下すことが出来るなど、作中に登場したフィトリアの後継候補の中では最も有望。 元康がフィロリアル生産者から買った卵の中で唯一血統が良く、そのためか上品な言い回しや会話をする。プライドも高く、元康にとっての1番になることを望んでいるが、当の元康は「フィロリアル様は等しく愛でるもの」という認識のため伝わっていない。 元康からの呼称は「ユキちゃん」。 サクラ 声 - 日高里菜 シルトヴェルト編(5周目)で元康が孵化させた桃色のフィロリアル・クイーン。元康のことを「モトヤス」尚文を「ナオフミ」と呼ぶ。おっとりとしていて尚文に懐いており、主に尚文の護衛を担当。メルロマルク編(6回目)では尚文が主人になっている。人型になると花飾りのように見える癖毛がある。元康が主人だった場合は目の色がピンクだが、尚文が主人になった場合は目の色が青くなる。シルトヴェルト編では他のフィロリアルと同じで幼い姿だったが、メルロマルク編では17歳くらいの大人の姿に変化している。 元康からの呼称は「サクラちゃん」。元々はそれほど良い血統ではなく、卵状態で魔物商に卸される予定だったが、ユキの卵を購入した際にもっとたくさん欲しいという元康にサービスで譲られた。 web版ではある条件(育て方)でフィーロになることが判明している。 コウ 声 - 大空直美 シルトヴェルト編(5周目)で元康が孵化させた黄色のフィロリアル・キング。元康のことを「キタムラ」尚文を「イワタニ」と呼ぶ。好奇心と食欲が旺盛。獣人化したキール(6周目)やイミア、樹(8-9周目)すら食べようとする。リファナやラフタリア、エルメロとは仲が良い。仲間すら食べ物扱いする態度は堪忍袋の緒が切れた尚文の「だったらコウも食べてもいいよね」というお仕置きによって改められ、以降は尚文に苦手意識をもっている。 元康からの呼称は「コウ」。元々はそれほど良い血統ではなく、卵状態で魔物商に卸される予定だったが、ユキの卵を購入した際にもっとたくさん欲しいという元康にサービスで譲られた。 ルナ メルロマルク編(6周目)で元康が孵化させた紺色のフィロリアル・クイーン。クール系な性格で口数が少ない。かわいい物好きで獣人化したキールやイミアを好んでいる。人化時の髪の色が銀と色合いが異なる。 元康からの呼称は「ルナちゃん」。
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