概念・用語
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媒質 音波は、真空中では伝播せず、必ず気体・液体・固体のいずれかの媒質を介する必要がある。 縦波と横波 気体・液体中での音波は、媒質にずれ弾性が存在しないため疎密波として伝播する縦波である。固体中では疎密波のほかに横波であるせん断波(ねじれ波)も生じる。 音速 音波の速度は音速である。音速は媒質の密度と圧力によって変化するため、空中での音速であるマッハ速度も、主に高度の違いや温度、湿度などの気象条件によって大きく変化する。 音場 音波が伝播している場を音場という。音場の記述には通常、音圧と粒子速度(媒質粒子が振動する速度)が選択される。 波動方程式 音波の挙動は波動方程式で表される。この支配方程式は通常、音圧p を変数として表される。 ∂ 2 p ∂ t 2 = c 2 ∂ 2 p ∂ x 2 {\displaystyle {\frac {\partial ^{2}p}{\partial t^{2}}}=c^{2}{\frac {\partial ^{2}p}{\partial x^{2}}}} ここでc は音速である。 指向性 音波の指向性は指向角で表すことができる。指向角は波長と振動子の大きさで決まり、波長が短い超音波は指向角が小さく(指向性が高く)、波長の長い可聴音は指向角が大きい(指向性が低い)。超音波は指向角が小さくビーム状に音波が伝わり、可聴音は指向角が大きく、たとえば人の声は全方位に伝わる。 音波同士がぶつかった場合 「重ね合わせの原理」と「波の独立性」という性質を持つ。同じ方向の音波が重なった場合の振幅は足し算となり(重ね合わせの原理)、音波同士がぶつかった場合は、お互いに影響を受けず、何事もなかったかのように元の波形を保ったまま伝播する(波の独立性)。
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概念・用語
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「北欧神話の固有名詞一覧」の記事における「概念・用語」の解説
ウールヴヘジン(úlfheðinn) - オオカミのように強い力を持った戦士のこと。狼男も参照。 ガルドル(gardr, ガルド; (複数形)galdrar, ガルドラル) - 魔術の一様式。 ガンドル(gandr, ガンド) - 魔術の一つ。 九つの世界 - 北欧神話の世界観を説明する術語の一つ。 スンベル(Symbel(古英語), sumbl(古ノルド語) スムブル) - ゲルマン人の信仰における「宴」を表す術語。 セイズル(Seiðr, セイズ) - 魔術の一様式。あるいはその魔術を用いる者。 ニーズ(níð) フィンブルの冬(fimbulvetr, フィンブルヴェトル, フィンブルヴェト, フィムブルヴェト) - 北欧神話において、ラグナロクの前に訪れるとされる出来事。 フェーデ(ドイツ語: Fehde) - 「血讐」と訳されることもある。 ブロート(blót) - ゲルマン人の信仰における「供犠、贄、人身御供」の概念を表す術語。 フェーラグ(Félag) - ヴァイキング時代のゲルマン人社会における集団の一つ。 ベルセルクル(berserkr, ベルセルク; (英語)berserker, バーサーカー) - ある種の強い力を持った戦士のこと。「狂戦士」と訳されることもある。 ホルグル(hörgr, ホルグ, ヘルグ; (複数形)hörgar, ホルガル) - ゲルマン人の信仰における「祭壇、神殿」の概念を表す術語。 ヨール(jōl; (英語形)yule, ユール) - ゲルマン人の信仰における冬至の祭のこと。 ラグナロク(ragnarök, ラグナレク; ragnarök(k)r, ラグナロック, ラグナロックル) - 北欧神話における「世界の終末」。
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