東京の不良
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 22:48 UTC 版)
東京に住むチーマー達。豊や毬は軽井沢で三橋達と揉めた。白原を始めとする軍団は後に千葉に遠征をかけてきた。 豊(ゆたか) 演 - 平埜生成(テレビドラマ版) 三橋達が軽井沢に行った際に揉めた東京の不良。パーマをかけたロンゲ。相手が強いほど乗るタイプだが、伊藤に一撃でのされる。その後、紅野らと共に千葉に殴り込みをかける。紅野らの相手に声も出させないうちにのさせる怖さを超えた戦い方に凄いと思うも、仲間をも平気で見捨てるやり方に腹を立て行動を別にする。そして、開久の不良に囲まれる中、再び伊藤とタイマンするも完敗、だが真っ向勝負の結果なので本人は満足していた。その直後、待ち受けた紅野にタイマンを強制され、顔の形が変わるほどボコボコにされ髪の毛も切られ、三橋家の庭に放置される。その後目を覚ましたものの、満足に立てないほど疲弊している所を三橋に助けられ、東京に帰って行った。毬達と軽井沢で遊び半分で酷いイジメを楽しむ反面、仲間は絶対見捨てないなど仲間への思いやりは強い。 テレビドラマ版では軽井沢ではなく、原宿に一人で遊びに来た佐川を襲い警察官に見つかって逃げたところを紅野達に匿われている。また原作よりも良心的な人物として描かれており、レジャー感覚で開久に喧嘩を売っては多人数で過剰な攻撃を加える紅野たちのやり方についていけなくなり彼らと袂を分かつ。 毬(まり) 三橋達が軽井沢に行った際に揉めた東京の女不良。金持ちらしい。究極のイジメを理想とする性格の曲がった女。香水やはさみなどを使って伊藤や今井を追い詰める。後に京子に平手を食らい、活を入れられる。その後は京子を尊敬する。再登場時にはすっかり更生している。 隆夫(たかお) 三橋達が軽井沢に行った際に揉めた東京の不良。昔はスポーツに打ち込んでいたらしい(器械体操?)。驚異的な躍力を持ち今井を翻弄したが、自らをさらに上回る並外れた躍力を持つ三橋に空中で蹴りを連続で入れられる。再登場時にはすっかり更生している。 吉川(よしかわ) 三橋達が軽井沢に行った際に揉めた東京の不良。伊藤に一撃でやられる。 白原 富夫(しろはら とみお) 演 - 中村倫也(テレビドラマ版) 「紅野」と名乗り豊らと千葉に乗り込んだ東京の不良。小さい頃からイジメが大好きな乱暴者だったが、ある日、学校の学級会でクラスメイトの女子生徒にそれを告発されて教師に怒られたのがきっかけで、表立っては暴れなくなった。改心したわけではなく、家族や近所の人からはいい奴で通り、信用されるように振る舞うようになっただけであった。成長してからは見ず知らずの仲間たちを集め、遠征することで暴力を振るい、弱い者イジメを楽しんでいた。 千葉に遠征してからは無関係な大学生を脅してそのアパートを拠点とするや、冗談半分に高崎をのしたり、開久に喧嘩を売ったり、三橋や伊藤を挑発したりと散々暴れる。また暴れるのは遊び半分である(隆夫曰く「本気でフザける悪党」)ため仲間意識が薄く、豊を平気で半殺しにしたり、仲間を犠牲にして自分だけ逃げ延びたりして東京に勝ち逃げするものの、怒った三橋と伊藤の計略で学校だけでなく家までも探り当てられ、三橋の標的にされた上に周到に用意された罠にはまり、キレた末に周囲に本性を暴露する。しかし三橋・伊藤から完全に哀まれ、「悪党でも一人は寂しい」と同情された。 そのため原作漫画版では直接的な暴力による制裁は受けなかったという珍しい敵だったが、一方でテレビドラマ版では上記に加えて鉄拳制裁を受けている。 岩田(いわた) 演 - 市川刺身(テレビドラマ版) 紅野=白原の仲間で、スキンヘッドのサングラス。白原同様の精神性の持ち主。仲間とのチームワークで開久生徒や高崎をのすが、三橋を囲んだ際に反撃で前歯を一本折られる。その後、ストレス解消を白原にけしかけられ開久生徒の歯を全て折るなど凶悪さを発揮したが、最後は紅野の逃走の捨て駒にされる。 ゴロー 演 - 池田純矢(テレビドラマ版) 紅野=白原の仲間で、ニット帽の男。伊藤を襲撃して逃げようとした所を高崎に投げ倒され、白原たちからあっさりと見捨てられる。仲間からも「情けなくてやる気をなくす」と評される空涙で窮地を脱するが、タクシーに乗って逃げる最中に窓から顔を覗かせたため、三橋に顔面を蹴られる。テレビドラマ版では開久の不良達に袋叩きにされた。
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