東京に遷居
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 07:11 UTC 版)
1924年、祖父・李春生逝去。李延禧は台湾商工銀行副頭取の職務を辞し東京に居を移す。その前年、李延禧は三好百合子(大審院院長、貴族院議員の三好退蔵孫女)と結婚、東京渋谷代官山に居を構えた。日本転居後、李延禧の財力は昔とは比べものにならなかったが、在日台湾留学生に関心を寄せ、著名な留学生朱昭陽、魏火曜、藍敏らはその訪問記録の中で李延禧が定期的に台湾留学生を屋敷に招いていたことや、李延禧の身なりたたずまいが英国紳士を彷彿させると記しており、台湾青年らの大先輩として深く尊敬された。
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