景観問題の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 04:06 UTC 版)
大阪聖アンデレ教会 - 桃山学院中学校・高等学校の礼拝堂であり、優れた都市美観として大阪市都市景観資源に登録されていたが、桃山学院大学の牧野丹奈子学長が推進するビジネスデザイン学科のための9階建てのビルに建て替えをするために取り壊しが決まった。 帝国京都博物館(現京都国立博物館) - 明治時代に、西洋建築は京都の街に相応しくないとして建設反対運動があった。 南禅寺水路閣 - 琵琶湖疎水建設時に南禅寺境内に洋風のレンガ造の水道橋を建設したが、神社仏閣の保護が優先だとして反対があった。 眉山 (徳島市) #景観問題 南紀熊野体験博 - 周辺部の道路網の整備が急ピッチで行なわれ、これにより景観破壊が起こったという意見もある 箱根登山鉄道早川橋梁 - 早川に、使い古しの橋を架けるのは景観を損ねるという意見が出る とやのレイクランド - 潟はハクチョウの飛来地でもある事から、景観を損ねる恐れがあるとの指摘 蔵前専用橋 - 白い箱形躯体は橋からの景観を損ねるという意見も 新宿ソフト - 独特の宣伝・運営には繁華街の風紀の乱れ、景観を損ねるという声も 小淵沢町 - 看板の設置に関しての規制が遅れ、景観を損ねる原色調の看板や、メンテナンスされずに朽ち果てた看板も イタリア文化会館 - 赤色塗装が皇居周辺の景観を破壊するものであるとして議論を呼んだ 目白駅 - 駅周辺にある複合ビルの一つが2012年に完成する予定が景観を破壊するなどの理由で地域住民からの反対運動が起きる 瀬戸内海 - 乱開発は、瀬戸内海の歴史的な景観を破壊するものでもあった 京都市 - 明治維新後の洋風建築が歴史的景観を破壊するとして論争が発生した、戦後、経済優先の政策により徐々に景観が破壊され、街並みが壊されることに対する景観論争も起こる 東京大学駒場地区キャンパス - 教養学部18号館が本郷キャンパスの安田講堂と同様に景観が破壊されたという声もある 沈堕の滝 - 堰がかさ上げされたため水量が減少して往時の景観が損なわれたとも 丸の内 (松本市) - 松本城交差点付近の風景が様変わりが城下町の景観が損なわれることが懸念されている 矢部四十八滝 - 水力発電用に水を取水していることから、パイプなどで景観が損なわれていたり涸れ滝に 大平台 - 静岡の大平台は新興住宅街と化し、すぐ近くの佐鳴湖は自然公園でもあり、開発で自然の景観が損なわれることが懸念されている 萬代橋 - 欄干かさ上げによって市民が慣れ親しんだ萬代橋の景観が損なわれると危惧する意見が市民から数多く寄せられる 紀伊山地の霊場と参詣道#関西電力の風力発電計画 果無山脈 - 古道から10キロに巨大風車 関電が風力発電計画が、熊野古道から容易に眺望しうるため景観に悪影響を与える恐れがある 阪急甲陽線 - 夙川公園の樹木を伐採するなど景観に悪影響を与えるとして地域住民からの反対運動が 京都大学立て看板問題 - 京都大学吉田キャンパスで敷地外周に設置されていた立て看板が、京都市の屋外広告物条例に違反するとして、市が京都大学に行政指導を行い、大学が看板を撤去しようとしたが、一部学生や教員が反発した。
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