明日はアタシの風が吹くとは? わかりやすく解説

明日はアタシの風が吹く

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/02 07:30 UTC 版)

明日はアタシの風が吹く
ジャンル テレビドラマ
原作 金子成人
脚本 金子成人、扇澤延男
演出 久世光彦、高野正雄、小泉守
出演者 小泉今日子
オープニング 小川美由希「Never Give Me Up!」
言語 日本語
製作
制作 日本テレビ
放送
放送チャンネル 日本テレビ系列
放送国・地域 日本
放送期間 1989年2月4日〜1989年4月1日
放送時間 土曜日21:00〜21:54
放送枠 土曜グランド劇場
放送分 54分
回数 9回
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『明日はアタシの風が吹く』(あしたはアタシのかぜがふく)は日本テレビ系列で1989年2月4日から4月1日土曜グランド劇場枠で放送されたテレビドラマ。全9話。

概要・内容

主な舞台は静岡県の古くからの温泉町「乙女湯温泉」。この温泉一の老舗である「庄司旅館」の女将・頼子はそれまで古き良き伝統を守ってきたが近年経営は苦しく、更に開発推進派である工藤グループに売却を迫られて旅館がその傘下にされそうになっていた。そんな伝統派と開発派が対立する乙女湯温泉に小野川アヤがやって来た。アヤは母親がおらず一人暮らし。乙女湯のことはかつて母が宿泊していたところで、アヤもその思い出を母からよく聞いていたことで、訪れたのだった。アヤは、庄司旅館で母がこの温泉で自分を身ごもったらしいことを知る。その後アヤは一度東京へ帰ったが、名も知らぬ実の父親を捜すためにまた乙女湯に戻り、庄司旅館に住み込むこととなった[1][2]。傾きかけた庄司旅館を立て直して再び去って行くまでを、父親捜し、そして敵対する立場の工藤研介との恋模様などを、爆笑シーンや心温まるシーンも絡ませながら描いた[3]

主人公のアヤをして「女性版寅さん」と表現されたり[4]、「昔の日活映画のような構図」と評されたこともある[1]。演出の久世光彦は「小泉今日子と身長175cmの天衣織女、豊満な体型の渡辺えり子の3人の仲居が繰り広げる騒動や軽妙な会話が見どころで、3人それぞれのキャラクターが生かせたら面白い」と言ったことを本作の意図として話している[3]

キャスト

スタッフ

主題歌

作詞:麻生圭子/作曲:石田正人/編曲:HAWARD KILLY・大平勉

放映リスト

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出
1 1989年2月4日 (サブタイトル無し) 金子成人 久世光彦
2 1989年2月11日 扇澤延男 高野正雄
3 1989年2月18日 小泉守
4 1989年2月25日 高野正雄
5 1989年3月4日 久世光彦
6 1989年3月11日 高野正雄
7 1989年3月18日 お父さん!! 金子成人 小泉守
8 1989年3月25日 憎いけど好き! 扇澤延男 高野正雄
9 1989年4月1日 さよなら、恋人たちよ 久世光彦

脚注

  1. ^ a b 読売新聞 1989年2月4日テレビ欄での紹介記事より。
  2. ^ 毎日新聞 1989年2月4日テレビ欄での紹介記事より。
  3. ^ a b 週刊TVガイド 1989年2月1日号 p.13 本作の記事
  4. ^ ザテレビジョン 1989年2月1日号 p.9-11 本作の記事


日本テレビ 土曜グランド劇場
前番組 番組名 次番組
明日はアタシの風が吹く
池中玄太80キロ
(第3シリーズ)




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