Betty_(アルバム)とは? わかりやすく解説

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Betty (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 06:01 UTC 版)

Betty
小泉今日子スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ポップ・ミュージック
シンセポップ[1]
時間
レーベル ビクター音楽産業
チャート最高順位
  • 3位(オリコン
  • 1984年度年間35位(オリコン)
小泉今日子 アルバム 年表
WHISPER
1983年
Betty
(1984年)
Celebration
(1984年)
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Betty/KYOKO V』(ベティ)は、小泉今日子の5枚目のオリジナル・アルバム1984年7月21日ビクター音楽産業から発売された[2]

概要

帯コピー:チャーチ―なサウンド、ビビッド今日子!!

シングル曲は1曲も含まれておらず、作曲の全てを筒美京平が担当したコンセプト・アルバム[3]。編曲は全曲船山基紀が担当。当時最新鋭であったシンセサイザーフェアライトCMIが導入され、全編に亘るコンピューター・サウンドが特徴的な作品となっている[4]。LP版・CD版(初版VDR-33のみ)ではジャケットが異なる[5]

同時期、本作とリンクした『Timeless World』と題されたコンセプト・ビデオグラムも発売され「渚のはいから人魚」「迷宮のアンドローラ」など、本作には未収録のシングル表題曲が収録されている。

本作の発売直後から、全国33都市を巡る夏のコンサートツアー『時計のいらない夏 ~Timeless Summer~』が開催された[4]

2008年5月21日には、カセット企画『SEPARATION KYOKO』に収録されたのみで未CD化となっていた楽曲や、あんみつ姫名義でリリースされた「クライマックス御一緒に」、「風のマジカル」「DUNK(男区)」といったオリジナル・アルバム未収録曲などが追加収録された『Betty+5』が紙ジャケット仕様でリリースされた[6]

小泉にとって39回目のデビュー記念日である2021年3月21日に開催された配信ライブ「唄うコイズミさん 筒美京平リスペクト編」では、本作より「今をいじめて泣かないで」「バナナムーンで会いましょう」が披露された[7]

収録曲

LP/CT

SIDE A
全作曲: 筒美京平、全編曲: 船山基紀
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「素敵にNight Clubbing」 森雪之丞 筒美京平
2. 「天然色のロケット」 松本隆 筒美京平
3. 「夜風にコールミー 素肌にコールガール」 銀色夏生 筒美京平
4. 「哀愁ボーイ」 銀色夏生 筒美京平
5. 「13日の金曜日」 森雪之丞 筒美京平
合計時間:
SIDE B
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「今をいじめて泣かないで」 銀色夏生  
2. 「プレゼンテーション」 康珍化  
3. 「好きにして」 康珍化  
4. 「ラブコールをアンコール」 康珍化  
5. 「バナナムーンで会いましょう」 康珍化  
合計時間:

Betty+5

CD
全作曲: 筒美京平、全編曲: 船山基紀。
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「素敵にNight Clubbing」 森雪之丞 筒美京平
2. 「天然色のロケット」 松本隆 筒美京平
3. 「夜風にコールミー 素肌にコールガール」 銀色夏生 筒美京平
4. 「哀愁ボーイ」 銀色夏生 筒美京平
5. 「13日の金曜日」 森雪之丞 筒美京平
6. 「今をいじめて泣かないで」 銀色夏生 筒美京平
7. 「プレゼンテーション」 康珍化 筒美京平
8. 「好きにして」 康珍化 筒美京平
9. 「ラブコールをアンコール」 康珍化 筒美京平
10. 「バナナムーンで会いましょう」 康珍化 筒美京平
ボーナス・トラック
# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
11. パイナップル・フィーリング 森雪之丞 タケカワユキヒデ 佐久間正英
12. 星にリボンをつけて 田代雅裕 田代雅裕 松井忠重
13. クライマックス御一緒に(″あんみつ姫″名義) 森雪之丞 井上大輔 井上大輔
14. 風のマジカル 湯川れい子 NOBODY 鷺巣詩郎
15. DUNK(男区) 松本隆 筒美京平 船山基紀
合計時間:

曲解説

  1. パイナップル・フィーリング
    1983年にリリースされたカセット企画『SEPARATION KYOKO』収録曲。本作で初CD音源化となった。
  2. 星にリボンをつけて
    1983年にリリースされたカセット企画『SEPARATION KYOKO』収録曲。1985年のベスト・アルバム『Do You Love Me』にも収録されている。
  3. クライマックス御一緒に
    ″あんみつ姫″名義で発売された8thシングル表題曲。フジテレビ系ドラマ「あんみつ姫」主題歌。
  4. 風のマジカル
    9th両A面シングル「渚のはいから人魚/風のマジカル」。映画「ドラえもん のび太の魔界大冒険」主題歌。
  5. DUNK(男区)
    10th両A面シングル「迷宮のアンドローラ/DUNK」。集英社DUNK」イメージソング。

脚注

出典

  1. ^ Kyoko Koizumi = 小泉今日子 – Betty / Kyoko V = ベティー (1984, CD)”. Discogs. 2023年12月9日閲覧。
  2. ^ a b 小泉今日子/Betty”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2022年9月24日閲覧。
  3. ^ 小泉今日子/Betty”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2023年12月10日閲覧。
  4. ^ a b 天下無双のキャラ確立!小泉今日子のアルバム「Betty」と1984年という時代”. Re:minder. 2023年12月10日閲覧。
  5. ^ Kyoko Koizumi = 小泉今日子 – Betty / Kyoko V = ベティー (1984, CD)”. Discogs. 2023年12月9日閲覧。
  6. ^ a b 小泉今日子/Betty”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2023年12月10日閲覧。
  7. ^ 小泉 今日子|<唄うコイズミさん 筒美京平リスペクト編>ライブレポート”. Victor Entertainment. 2023年12月10日閲覧。
  8. ^ 小泉 今日子 | Betty+5 | ビクターエンタテインメント”. Victor Entertainment. 2022年9月24日閲覧。

外部リンク




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