旧アヴェルシア王家及びその縁者
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「アリアンロッド・サガ・リプレイ・アクロス」の記事における「旧アヴェルシア王家及びその縁者」の解説
マリア・ラドフォード・アヴェルシア ヒューリン。(元)アヴェルシア王妃でウィルフレッドの母。ピアニィの叔母に当たる。 「アヴェルシアの服属」の際、護衛兵とともに逃走していた所をミリアの依頼を受けた新生「黄金の狼」に助けられ、そのままレイウォール軍の陣地へ脱出した。しかし、そこが既に敵の領域だと気付いたユンガー達によって再び連れだされ、ラドフォード伯の別荘へ避難。半年後にウィルフレッドを出産した。 その後は伯の城に匿われていたが、ダルトンの派遣で危機を察したエルザの判断で再び別荘へと戻り、隠遁生活を送っていた。公式には、「黄金の狼」を騙る賊によって誘拐、行方不明となっており、『サガ無印』6巻10話「巨星、立つ」でエルザがピアニィたちに健在の事実を明かすまで、真実を知るのはエルザら新生「黄金の狼」のメンバーとラドフォード伯領の面々、ミリア、コーレア、アインとなっていた。 ラドフォード家の生まれとして厳しい武術訓練を受けたためか、バイタリティは高い。 ウィルフレッド・アヴェルシア ヒューリン。アヴェルシア王・ケネスとマリアの間に生まれ、エルザによって名づけられたアヴェルシアの廃王子。ピアニィのいとこに当たる。名前は「平和への意志」を意味する。 生後よりラドフォード伯の屋敷において、母親ともども隠遁生活を余儀なくされていたが、「巨星、立つ」において、母親をかばう形でベルフトによって人質にされる。その後無事に救出され(その際、ピアニィとも対面している)、竜輝石戦争後はフェリタニアから旧国号に復したアヴェルシアの王位に就く。 ウォーレン・ラドフォード ヒューリン。ミリアとマリアの父。旧アヴェルシア貴族で伯爵。 根っからの武将で、二人の娘にも武術の鍛錬を課している。アヴェルシアから逃げ延びて来たマリアを匿い、後に誕生したウィルフレッド共々領地で保護していた。 初孫のウィルフレッドが可愛くて仕方ないらしく、3巻・4巻ではとにかく彼を可愛がっているらしいことがわかる。 『アクロス』に先立ち『サガ無印』2巻4話「メルトランド戦役(後編)」では武将の一人として登場。ベネットの説得に応じ、500人の配下の兵士を率いてフェリタニアに参陣した。ピアニィの持つ竜輝石が「アヴェルシアの王威の竜輝石」でないことを知っており、その上で真実を見定めるべくフェリタニアに参加している。 後に「ノーブルファーマー」の二つ名で知られることになるが、プレイヤー一同からは「メルトランド戦役(後編)」でのピアニィの(プレイヤー)発言が元で「カールおじさん」呼ばわりされている。 「巨星、立つ」で、マリアとウィルフレッドを護るためベルフトと戦い、手傷を負わせるも敗北、立ったまま絶命した。 ミリアローズ・ラドフォード ヒューリンのシーフ→エクスプローラー/ダンサー。ラドフォード伯の娘でマリアの妹。通称「ミリア」。 ラドフォード家の方針で、一時傭兵として「黄金の狼」で活動していた。その出自ゆえか経験ゆえか年齢に似合わずシビアな一面もあるが、その一方でツヴァイの前では彼に気があるところも見せる。 短剣二刀流を使いこなす前衛タイプ。一人称は「ボク」(一時期ツヴァイの前でだけは一人称を「わたし」にするべく努力していたようだが、結局はあきらめたらしい)。小さな失敗がやたら目立ち、プレイヤー全員から「ドジッ娘」呼ばわりされている。 5巻でエストネルに監禁されたツヴァイを救出に現れ(もっともノーラに唆されての行動だったが)、共に逃亡。ベリアル撃滅の方法が判明した後は、「嘆きの一撃」のトリガーを引く役目を任された。最終話ではノーラに誘拐され、ナグルファル復活の生贄に使われていたが、駆け付けた新生「黄金の狼」に救出された。 最終決戦後は、ツヴァイの下で再建された第3次「黄金の狼」に復帰している。
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