日本経済学会・石川賞
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「日本経済学会」の記事における「日本経済学会・石川賞」の解説
実証面や政策面を中心とした優れた経済学研究によって日本の経済・社会問題の解決に貢献した経済学者に対して日本経済学会から与えられる学術賞である。「石川経夫基金」の寄付により2004年9月に創設が決定され、2006年度より毎年度に渡り賞の審査・授与が行われている。賞金は毎年50万円が支給される。 1998年6月、石川経夫 (東京大学経済学部教授) は51歳の若さで逝去した。石川の夭折を惜しんだ関係者や教え子たちを中心に募られた「石川経夫基金」は当初、石川の業績を国内外に紹介する事業を行っていたが、日本経済学会にこれを寄付し、石川と関係の深い分野での経済学研究上の貢献に対して賞を与えることを同学会に提案した。同学会は2004年9月総会においてこの提案を受け入れ、「日本経済学会・石川賞」を創設することを決定した。同賞の審査・授与は2006年度より開始された。 なお、同賞の受賞条件として、年齢が50歳未満であることと中原賞を受賞していないことが定められている。 2006年 大竹文雄 2007年 齊藤誠 2008年 岩本康志 2009年 福田慎一 2010年 宮尾龍蔵 2011年 澤田康幸 2012年 玄田有史 2013年 柳川範之 2014年 大橋弘 2015年 塩路悦朗 2016年 川口大司 2017年 清田耕造 2018年 中嶋亮 2019年 佐藤主光 2020年 伊藤公一朗 2021年 神林龍
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