日本以外の類似したタブーがある(あった)場所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 10:12 UTC 版)
「女人禁制」の記事における「日本以外の類似したタブーがある(あった)場所」の解説
古代ギリシャのオリンピア競技場(古代オリンピック) - 既婚の女性のみ観戦禁止。未婚女性は出場はできないが観戦は可。 ムエタイ - 2大聖地と言われるラジャダムナン・スタジアムとルンピニー・スタジアムでは女性はリングに上がれない。 オックスフォード大学 - かつてオックスフォードは女人禁制で、教授は生涯独身と決められていた。 会員制ゴルフ場(会員資格や施設使用権等を男性に限定しているゴルフクラブ) - 小金井カントリー倶楽部などの歴史の古いゴルフ場が多い。かつては欧米のセント・アンドリュース オールドコースやオーガスタ・ナショナルGC、ミュアフィールドでも適用されていたが、現在は女性にも開放している。 原子力潜水艦 - 2010年代に入ると女性の乗組員も認められるようになったが、イギリス海軍、アメリカ海軍ともに女性が関係する不祥事が発生している。 フリーメイソンの至聖所 - 会員資格も五体満足で文盲でない成人男子に限定されている。 チャイティーヨー・パゴダ - ツアースポットとしても有名なゴールデンロックの付近には女人禁制の場所がある。 修道院 - 正教会・カトリックには、修道請願を立て禁欲的な修道生活を送る信者(修道士)がいる。アトス山(ギリシャ) - 各正教会の修道院が置かれ、アトス自治修道士共和国としてギリシャ政府から治外法権を認められた国家である。女性は難民や漂流した場合を除き、入国は勿論、岸から500メートル以内に近づくことも許されない。家畜についても、ネコ以外はメスの持ち込みを禁じられている。 カトリックの修道院 - 「社会の必要に応えるための活動」をしている活動修道会の修道院には許可があれば部外者が入ることが出来る。しかし、「修道院の中での祈りと労働」を中心とした生活を送る観想修道会(隠世修道院・隠修所)の場合は、修道会の会規で厳しい「教皇禁域」(クラウズーラ)が定められている。修道院(男子・女子とも)の聖堂より内側は、修道院の修道者以外の立ち入りや修道者が禁域の外に出ることには教区司教の許可が必要となる。(選挙や医療上の理由などを除く) ローマ教皇の私室 - 1978年、教皇ヨハネ・パウロ1世が自室で急逝したのを発見したのは修道女であったが、個人秘書が第一発見者であると発表されている。カトリック司祭・修道者は独身制であり、聖職者の私室に修道女が立ち入ってはならないとの理由からとみられる。なお、現在は厳密に守られてはいない。 「キリスト教における独身制#カトリック教会」および「修道士」も参照
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