日本におけるエスカレーターとは? わかりやすく解説

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日本におけるエスカレーター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 01:41 UTC 版)

エスカレーター」の記事における「日本におけるエスカレーター」の解説

日本では1914年大正3年3月開催され東京大正博覧会において、初め設置された。上野の山設けられ博覧会第一会場正門から第二会場池之端までの連絡路として設置され長さ約240mであった途中鉄橋状となり、上野東照宮桜並木を見下せ乗るのを怖がる者もあったが、1人10銭と有料だったのもかかわらず盛況だった。発動機池之端側が高さ約9m、30馬力で、上野側が高さ6m、25馬力のものが設置され最大輸送力毎分80人、昇降合わせて毎分160人とされた。また、第二会場に建つ鉱山模型館の中には約15mのエスカレーター設置され不忍池展望できた。 また同年9月15日には、三越日本橋店新館常設エスカレーター完成同年10月1日オープン合わせて使用開始された。日本の百貨店へのエスカレーター普及期にあってはエスカレーターの脇にエスカレーターガールという女性立って乗り込み案内をしていたことがあった。 現代では広く普及し日本エレベーター協会会員企業メンテナンス契約をしている国内エレベーターは7246基ある(2021年3月時点)。 日本で最も長いエスカレーターは、香川県丸亀市にあるニューレオマワールドエスカレーター「マジックストロー」が高低差42m・全長96mで、日本一となっている。なお、和歌山県那智勝浦町ホテル浦島の3基乗継ぎエスカレーター「スペースウオーカー」は、高低差約80m(地上1階から32階まで)、全長154m。広島市南区段原にある車椅子乗車可能な比治山スカイウォーク(ひじやまスカイウォーク)は、動く歩道:77mまでいれると総延長:207.4m、高低差:37.5m。 最も短いエスカレーターは、川崎市JR川崎駅前の地下街アゼリア川崎岡田屋モアーズ地下2階を結ぶエスカレーター「プチカレーター」(アゼリアモアーズ地下1階地下2階の間に接する)で、ステップ5段分しかなく、高低差83.4cm。1991年度ギネスブック掲載されている。 通行料徴収するものもわずかに存在する日本初屋外エスカレーターとして1959年開業した神奈川県藤沢市江ノ島の「江の島エスカー」、福島県会津若松市にある「飯盛山スロープコンベア」、徳島県鳴門市にある「エスカヒル・鳴門内のエスカレーターがある。 エスカヒル鳴門 ホテル浦島の「スペースウォーカー」(一段目川崎モアーズにある世界一短いエスカレーター 踊場のあるエスカレーター神戸モザイクランドマークプラザにある曲線エスカレーター写真下) 直線エスカレーター階段併設されているスーパー 途中から動く歩道となるエスカレーター京阪出町柳駅カート侵入を防ぐポール設置された、関西国際空港エスカレーター

※この「日本におけるエスカレーター」の解説は、「エスカレーター」の解説の一部です。
「日本におけるエスカレーター」を含む「エスカレーター」の記事については、「エスカレーター」の概要を参照ください。

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