新ウィルコム定額プランG
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「ウィルコム定額プラン」の記事における「新ウィルコム定額プランG」の解説
2010年1月28日に開始された、WILLCOM CORE 3G(NTTドコモのFOMAハイスピード網)とのデュアル契約のためのプラン。契約には指定された端末が必要で、当プラン指定端末を利用する場合は他のプランの契約が出来ない。 2010年9月30日を以って新規受付終了。2012年4月1日以降、3G回線をつかう部分についてはウィルコム(当時)とNTTドコモとの契約の終了に伴い、インターネットイニシアティブに承継された。ただし、カスタマーサポートは引き続きウィルコムが行う。2017年11月30日を以て、サービス終了となり、PHS部分も強制解約とされる予定。 基本料は1,381円。 パケット単価は、3G通信は0.1円/パケット、PHS通信は0円。 当初、パケット代金の上限は、PHSモードが2,800円、3Gモードが5,250円で、各々独立して使い放題という設定で、両方を上限まで利用した場合は、合算額である8,050円となる。ウィルコム以外の通話を考慮しない場合、基本料を含めると9,500円での利用となる。2010年3月15日より、当プラン利用時のPHSモードのパケット料は無料化された。同年3月1日以降の利用分にさかのぼって無料化される。このため、パケット代金の上限は、PHSモードが0円、3Gモードが5,250円となった。2月28日までは、PHSの単価も0.1円/パケット。 pdx.ne.jpドメインまたはwillcom.comドメインのプッシュメールの送受信は、PHSパケットではパケット数としてカウントされないが、3Gパケットでは課金対象となっていた。ただし、2010年3月15日以降は、PHSパケットでのみしか送受信できなくなっている。 携帯電話・一般電話向けの通話料は、20円/30秒。 3Gパケット料の請求のみ、1ヶ月遅れて請求される。 通常の「新ウィルコム定額プラン」同様、新規契約期間からの年数に応じた年間契約の解除料に加え、プラン契約日から3年以内に解約または「新ウィルコム定額プランS」を除く他プランに変更した場合は、5,000円が別途課される。解除料は、新規契約から1年以内は4,000円、以降は2,000円。ただし、W-VALUE SELECT適用期間は免除。 請求明細上は、基本料金・PHS利用部分の料金が同一である「新ウィルコム定額プランS」の表示となる。 他のプランでは、通常、新規契約日が11日~末日の場合は、他回線との請求統合がない限りは請求が15日締となるが、本プランは、契約日にかかわらず末日締めとなり、15日締の契約者がWS027SH等に機種変更したことに伴って、本プランに切り換えた場合は、変更日より末日締に変更される。これにより、変更初月はユニバーサルサービス料を含め1.5ヶ月分の請求となる形で調整される。これは、末日締の回線と15日締の回線を請求統合した場合にも同様の現象が生じる。なお、すべて15日締めの請求統合回線のうちの1つを本プランに変更した場合、あるいは、既に15日締めの請求統合がなされているグループに新規で本プランの回線を追加した場合もすべて末日締めに変更される。 WILLCOM CORE 3Gの番号と本来のPHSの2つの番号があるが、本プランでのユニバーサルサービス料は、1番号分の徴収となる。ウィルコム側でどのように処理されているのかは不明。 3Gでのパケット利用分については、ポイントサービスの付加対象外であり、なおかつW-VALUE割引の対象からも外れる。 対応端末であっても、買い増しを含み持ち込み新規・持込機種変更は不可。 プラン開始当初、高速利用を目的としない場合は、FOMAカードを抜くなどして3G部分を一切利用しないことにより、上述の新ウィルコム定額プランSとほぼ同じ利用方法が可能だった。この点については、上述の2010年3月15日の改訂に伴い、新ウィルコム定額プランS同様の基本料金の支払いであっても、パケット通信は無料という形に変更となった。3Gは従来どおり。 上述のだれとでも定額を付加することは可能だが、スーパーだれとでも定額は付加することは出来ない。
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