新インプリントの設立
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「アメリカン・コミックスにおけるクリエイターの権利」の記事における「新インプリントの設立」の解説
この時期、メジャー二社は主流ラインと別に実験的な作品を刊行するインプリントを設立し始めた。マーベルは1980年に創刊した成人向けアンソロジー誌 Epic Illustrated においてライターや作画家に著作権と印税を認めた。1982年には Epic Illustrated の成功を受けてエピック・コミックス(英語版)という新インプリントが設立され、クリエイター・オウンド作品を専門に後年まで出版活動を行った。 DCは1987年にオルタナティヴ系のインプリント、ピラニア・プレス(英語版)の設立を発表した。ピラニアはクリエイター・オウナーシップを標榜していた。1989年からオリジナルの月刊シリーズやグラフィックノベルが刊行され始め、そのうちの一作 Why I Hate Saturn はアイズナー賞を受賞した。ピラニアは1993年にパラドックス・プレス(英語版)と改名してしばらく活動を続けたが、ファンから広い認知を得られることはついになかった。
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