停波時のウィルコムへの移行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/29 10:00 UTC 版)
「アステル東北」の記事における「停波時のウィルコムへの移行」の解説
請求書に、契約期間の表示がなかった。そのため、ウィルコム移行希望者がTOHKnetでの期間のウィルコムへの引き継ぎと、ウィルコムの新規手数料キャッシュバック「PHSはウィルコムにおまかせください」サービスを申請する際に、添付する請求書の要件を満たせなかった。そのため本来は、旧DDIポケット(後のウィルコム)への移行の際、アステルでの利用期間をカウント出来ない制約や新規手数料の実質免除がなされない制約があった。 しかし、停波発表後にウィルコム移行希望書類を送付された利用者のうち、「PHSはウィルコムにおまかせください」を利用希望の場合は、契約日の入った請求書の再発行を依頼し、移行後1ヶ月以内に再発行請求書をエントリーシートとともにウィルコムに送付することで適用される事を、一部TOHKnet利用者向けにアナウンス開始した。本来は再発行は有償であり、また契約日は入っていないが、これを理由とした再発行は無償で行った。 切替は、2006年12月5日以降の希望日になされ、停波までは併用を認めていた。 ウィルコム移行に当たり、電話番号の変更が伴う上、端末のみは無償で、新規事務手数料等の経費は利用者がウィルコムに支払う形となる。そのため、それを抑えるためには、上記手続きは必須だった。なお、ウィルコム移行に当たり、TOHKnetからの移行には料金請求が月末締となる旨のアナウンスがなされていたが、実際には、切替が2006年12月11日から19日を希望した場合は、ウィルコムの販売店で契約した場合同様、15日締となっていた。これを解消するためには、末日締の別回線と請求統合するか、後に2010年1月に提供開始された新ウィルコム定額プランGまたは、同年10月提供開始の新ウィルコム定額プランGSなど、その後に開始されたものを含む、WILLCOM CORE 3Gとのデュアル契約となるプランのいずれかへのプラン変更などが必要だった。 移行希望者に配布される端末はAH-J3003Sに固定されていた。端末カラーの選択は可能だった。他の機種希望の場合も、上記条件の請求書の再発行依頼し、TOHKnetには移行希望を出さずに利用者自身で販売店で新規購入すれば、新規手数料キャッシュバックと利用期間の引き継ぎそのものは可能であるとしていた。
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