新規受付終了
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 03:00 UTC 版)
2003年11月には上位サービスのCDMA 1X WINが開始された。当初は端末・サービスの対応不足などから特殊ニーズ向けに位置付けられていたが、2004年夏ごろからはCDMA 1Xに替わり主力サービスとして展開されている。2005年からはCDMA 1X向けの新サービスや高機能端末の投入が減少し、ニッチ市場向けの製品が増えた。その例には、「ジュニアケータイ」シリーズに見られる児童向け、「Sweets」シリーズに見られる女子児童向け、「簡単ケータイ」シリーズに見られる携帯初心者向けおよび高齢者向けなどがある。さらに2008年2月以降、KCP+対応機種の順次投入により従来のEV-DO Rel.0に対応したCDMA 1X WIN端末のベーシック化がこれまで以上に進行し、よりベーシックな既存のCDMA 1X端末は児童向け、高齢者向けがより顕著になった。2008年の夏モデルより「簡単ケータイシリーズ」がCDMA 1X WINシリーズに再び編入され(例・W62PT)、さらに2009年の春モデルより「ジュニアケータイシリーズ」がCDMA 1X WINシリーズに編入された(例・安心ジュニアケータイ K001、安心ジュニアケータイ mamorino等)ため、既存のCDMA 1Xシリーズは新規開発が終了した。これは、1xEV-DOシリーズを除く米クアルコム製CDMA 1X用(CDMA2000/CDMA2000 1x用)チップセットの供給が打ち切られたという点が理由と推測される。既存のCDMA 1X対応の「簡単ケータイ」シリーズは2008年3月31日でサービスを終了した旧ツーカーユーザーの受け皿にもなっていた。CDMA 1Xシリーズで最後に開発された端末は2007年11月発売・2009年5月販売終了のA5529Tであり、CDMA 1Xシリーズで最後に発売された端末は2008年2月に追加色として発売された端末であるA5525SAの「ソラソーラ」および「ピチピーチ」で2009年4月に販売終了した。
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